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【RIZIN】朝倉未来「思い通りにいかない時がない」というアウトサイダーが目指すもの

4/22(月) 13:30配信

ゴング格闘技

4月21日(日)「RIZIN.15」横浜アリーナ大会で、ヴァンダレイ・シウバ推薦のルイス・グスタボ(ブラジル)と対戦した朝倉未来(トライフォース赤坂)が、同大会のベストバウトともいえる激闘を展開した。強豪グスタボからダウンを奪い判定勝利した未来が、試合後に語ったこととは──。

【写真】「前歯が折れたからマウスピースをつけて喋ります」と言って試合を振り返った未来

グスタボはこの試合までMMA9戦無敗で4KO、5つの一本勝ちを誇るフィニッシャーで、2018年8月には矢地祐介を2R KOに下していた。

試合で未来は、序盤から大振りで前がかりのグスタボに対し、両脇を差してのテイクダウンや、ダブルレッグテイクダウンもカウンターで決め、コーナーを使ったレスリングを展開。和術慧舟會HEARTSでのレスリング日に参加してきた練習の成果を発揮する。

さらに「オーバーハンドフックに対して、前に出てボディへのヒザを突く作戦だった」と語る通り、2Rに未来は下がりながらもグスタボの右に左のヒザ蹴り=テンカオを右わき腹に突き刺すと、すぐに返しの右フックでダウンを奪うなど、事前のプランを完璧な形で遂行。かねてから「試合をすべてイメージする」と話していた通り、思い通りの試合運びで判定3-0で勝利した。

弟の海同様に『THE OUTSIDER』出身の兄の未来は、2018年8月からRIZINに参戦し、元修斗世界ライト級王者・日沖発、ACB参戦経験のあるカルシャガ・ダウトベック、元修斗世界フェザー級王者・リオン武を相手に3連勝しており、これでRIZIN4連勝。過去にはROAD FCでも勝利を収めるなど、国際戦でも勝負強さを発揮し、確かな進化を見せている。

試合前に「俺のカウンターをもらっても突っ込んで来れるか」「自分の頭の中ではもう出来ているけど、後は実際対面した時にそれが出来るか」「フィジカルで相手がどこまで力強いのかはやってみないと分からないけど、フェザー級では自分も力強い方なので、大丈夫」と語っていた未来。

「毎試合、『勝てない』と言われて勝ってきた」ことを、9戦無敗のグスタボ相手にも実行したことで、26歳の未来の今後に注目が高まる。

試合後、階級上となるライト級GP参戦の可能性を聞かれた未来は、「ライト級にあんまりスター選手がいないんで、逆に俺を中心に68kgトーナメントに変えてもらったら」と提案。さらに、「Bellatorのフェザー級トーナメントもあるみたいなので世界に挑戦してみたいというのもある」と適正階級での世界進出にも興味を示した。

「有名になりたいわけじゃない。ただ金を稼ぎたいと思っているだけ」と嘯く未来は「常識の枠にはまらない独自の思想の持ち主」という意味で、真のアウトサイダーだ。そして、その試合に向ける姿勢は、まぎれもなく格闘技に、そして強くなることに捧げられている。「RIZINと一緒に大きなお金を稼ぐ」には、GP参戦もアメリカンドリームも選択肢のひとつだ。

Bellatorフェザー級(145ポンド・65.8kg以下)GPは出場選手16名。2019年10月に開幕予定で優勝賞金は100万ドル(約1億1,190万円=2019年4月22日時点)となる。(※現Bellator MMA世界フェザー級王者はパトリシオ・“ピットブル”・フレイレでフレイレの出場は未定)。

試合後、朝倉未来とグスタボが語った一問一答の全文は以下の通り。

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最終更新:4/22(月) 15:34
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