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ノートルダム大聖堂火災で密かに注目 “ブラタモリの呪い”って何だ?

4/22(月) 6:00配信

デイリー新潮

 4月16日朝(日本時間)、フランス・パリのノートルダム大聖堂が炎上しているのを見て衝撃を受けた人は多いだろう。年間1300万人もの観光客が訪れ、その周辺は世界遺産として有名だ。そこへ行ったことはないけれど、親しみを覚えている日本人も少なくない。ちょうど2カ月前、「ブラタモリ」(NHK総合)で、タモリたちがこの地を訪れたばかりだったからだ。

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 そして「またか……」と背筋が寒くなった人も少なからずいたはずだ。人はそれを、“ブラタモリの呪い”と呼ぶ――。

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 09年からレギュラー放送が始まった「ブラタモリ」。タモリ(73)が司会を務めていた「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系:82年10月4日~14年3月31日)が放送されていた頃は、東京周辺ばかりを歩いていたが、いまや全国区、いや今年からは世界を股にかけた番組になった。

 1月12日と19日は、番組初の海外ロケとしてイタリア・ローマを、そして2月16日と23日にはパリを紹介した。

 お題は「なぜパリは“華の都”になった?」で、案内人に在仏の文筆家・森田けいこさんらを起用した。

 まず向かったのが、パリの中心を流れるセーヌ川の中洲・シテ島だった。長さ1キロ、幅300メートルほどの小さな島だが、草なぎ剛のナレーションによると「紀元前3世紀から人が暮らし始めたパリ発祥の地であり、セーヌ川を利用した水運の拠点」だったという。さらに、この“シテ”がCITYの語源とか。

 その島の中心にそびえるのが、ノートルダム大聖堂である。博識のタモリも最初はあまりに近くから見上げたために、何の建物かわからなかった。横から、正面から、きっちりと建物をとらえた映像は、ひょっとすると日本では最後の大聖堂の姿かもしれない。さすが、NHKである。

草なぎ:ここは数々の映画の舞台にもなった、パリを代表する観光名所。そしてこの場所にシテ島がパリの中心だという証拠があるんです。探してみましょう! 

 と、大聖堂の正面に埋め込まれた星印を見つける。ここがポイントゼロだという。

草なぎ:ここは18世紀に定められたフランス中の道路の基点。いわば、シテ島が中心地だという証拠なんです。パリは紀元前3世紀に歴史が始まり、それから何と2000年以上、シテ島を中心に町が発展。ヨーロッパで同じ場所を中心に2000年も発展し続けた都市は非常に珍しいんです。

 なるほど、なるほど。そして大聖堂の前で、案内役の森田さんが解説を引き継ぐ。

森田:しかし、パリでは同じ場所を中心にして発展したために、19世紀には非常に困った事態が起こることになるんですね。続いては、それがよくわかる場所へと向かいたいと思います。

 慌てて、林田理沙(20)アナが口を挟む。

林田:あっ、(ノートルダムの)中には入らない? 

 残念そうな顔で森田さんが答える。

森田:入れないんです。それはこちら(スタッフが)決めたことです! 

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最終更新:4/22(月) 12:25
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