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セ・リーグ6球団、キャッチャー事情

4/23(火) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

優勝チームには名捕手あり、という。ペナントレースが開幕から1カ月が経とうとしているが、果たして扇の要は各球団、機能しているのか。ここではセ・リーグ各球団のキャッチャー事情を見ていこう。

【動画】小林誠司、先制3ランを含む4安打の大活躍! 4/19巨人vs阪神 ダイジェスト映像

読売ジャイアンツ

 混沌とした正捕手争いについて、4年ぶりに現場復帰の原辰徳監督は、「投手によって併用は望ましくない」と固定を示唆していたが、いざ開幕を迎えると小林誠司、大城卓三、炭谷銀仁朗が大きく3対2対1と出場を分け合っている。前言を撤回してでも勝利を優先する指揮官らしい起用法だが、「250(.250)打ってくれれば……」と打撃面に課題のあった小林が、4月21日時点で打率.361を打っているから、出場機会が多くなるのは当然か。大城には左の代打としての売りもあり、一方でパ・リーグから移籍の炭谷は出場機会こそあるものの、セの野球に慣れるのにもう少し時間がかかりそう。阿部慎之助も捕手登録ではあるが、こちらは完全な代打の切り札だ。

広島東洋カープ

 今季はほとんどのゲームで會澤翼がスタメンマスクをかぶっている。オープン戦では打撃絶好調だったが、今季の序盤は、「打てる捕手」として猛威を振るった昨年とは打って変わって、打率も4月7日時点で1割台と不振に沈んでいた。投手陣も調子が上がらず、まずはリードのことで手いっぱいで打撃のほうは後回し、というのが実情だったのかもしれない。だが、4月20日のDeNA戦(マツダ広島)では、延長10回裏、二死満塁でパットンから中越えにサヨナラ打。これまでの不調を振り払う活躍を見せた。打率も徐々に上向き、2割5分近いラインまで上がってきている。チームの上昇ムードに乗って、また「恐怖の下位打線」の主役に戻りたいところだ。

阪神タイガース

 昨季のゴールデン・グラブ賞が大きな自信となっている。今季は開幕からスタメンマスクをかぶり続けている梅野隆太郎。4月2日の巨人戦(東京ドーム)で巨人の一塁手の岡本和真と交錯し左足薬指を骨折。だが、病院での検査で2日間休んだだけで、試合に出続けている。骨折していても、梅野バズーカといわれる強肩とブロッキングは健在だ。打率もチームNo.1の3割台中盤をキープするなど、攻守でチームをけん引。4月9日のDeNA戦(甲子園)ではサイクル安打も記録した。

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最終更新:4/23(火) 11:01
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