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セ・リーグ6球団、キャッチャー事情

4/23(火) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

中日ドラゴンズ

“肩だけ”と揶揄されていた加藤匠馬が、大抜擢に応えている。ソフトバンク・甲斐拓也以上と言われる強肩を、伊東勤ヘッドコーチと中村武志バッテリーコーチという2人の名捕手に見いだされ、自身初の開幕マスクをかぶった。課題であった打撃でも、4月21日時点で打率.308とチームに貢献。最も正捕手に近い男と言っていいだろう。ただし、経験豊富な大野奨太や松井雅人、木下拓哉も出番をうかがっている。唯一無二の武器を持つ加藤が現状では抜きん出ているが、混沌とした争いはまだまだ続いていく。

横浜DeNAベイスターズ

 去年、シーズン途中でオリックスから移籍した伊藤光が16試合(4月22日現在)でスタメンマスクをかぶっており、正捕手の座をつかみかけている。ほかは嶺井博希が3試合、戸柱恭孝は1試合だ。打順は下位に座るが今季はバットでチャンスメーク、上位につないでいる。ここまでは打率.286、本塁打1、打点6、得点圏打率.308と勝負強さもある。そして何より、バッテリーを組む投手陣たちかの信頼が厚い。ほとんどが30歳以下というDeNAの若い投手陣を、自身の経験を生かして好リード、勝利に導いている。

東京ヤクルトスワローズ

 チームでもリーダー的存在である高卒11年目の中村悠平が今季も正捕手の座を堅持している。主力として4年前のリーグ優勝の経験していることも大きい。ただし、その座が安泰というわけではない。昨季はベテランの井野卓が47試合出場とその数を増やし、今季は社会人出身の2年目捕手・松本直樹にスタメンマスクの機会が与えられることも。また、高卒8年目の西田明央は打撃面でその存在をアピール中。投手陣に不安のあるチームだけに、リード面に秀でた捕手が必要不可欠となる。

写真=BBM

週刊ベースボール

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最終更新:4/23(火) 11:01
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