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パ・リーグ6球団、キャッチャー事情

4/23(火) 11:02配信

週刊ベースボールONLINE

優勝チームには名捕手あり、という。ペナントレースが開幕から1カ月が経とうとしているが、果たして扇の要は各球団、機能しているのか。ここではパ・リーグ各球団のキャッチャー事情を見ていこう。

【動画】嶋基宏、先制2ラン&先発・釜田を好リードで655日ぶりの勝利に導く 4/21ダイジェスト映像

東北楽天ゴールデンイーグルス

 2013年、球団初のリーグ優勝、日本一を経験した扇の要、嶋基宏がキャリア13年目と今季も健在だ。4月21日のオリックス戦(楽天生命パーク)では2回二死一塁から甘く入った速球を左翼席へ運ぶ先制2ラン。守っても釜田佳直を好リードし、2年ぶりの白星につなげた。その一方で停滞しているのは第2捕手の台頭だ。中堅では足立祐一、山下斐紹、若手では堀内謙伍、石原彪、さらにはルーキーの太田光、リハビリ中の岡島豪郎もいるが、いずれも決め手を欠く状況。次代の正捕手育成が急務となっている。

福岡ソフトバンクホークス

 高谷裕亮、甲斐拓也、栗原陵矢と3人体制の捕手陣だが、全試合でスタメンマスクをかぶるのが甲斐だ。しかし、悩める日々を過ごしている。昨季の日本シリーズで全国区となった“甲斐キャノン”は今季も健在。ファンを沸かせているが、バットのほうは……。4月21日現在、打率.200と苦しんでいる。しかし、20日の西武戦(メットライフ)で今季初のマルチ安打をマークすると、21日の同戦でも先制ホームランを含む連日のマルチで3打点と気を吐いた。「打つほうでもっと貢献できるようにしたい」と意気込む甲斐。守れるだけじゃなくて、バットで投手を助けられてこそ、本当の女房役だ。

埼玉西武ライオンズ

 現在、一軍で森友哉と岡田雅利の捕手2人体制を敷くが、メーンは森だ。「スタメンマスク100試合以上」を掲げて臨んだ森は今季、4月22日現在、19試合中18試合で捕手としてスターティングオーダーに名を連ねている。「打てる捕手」になることも理想としているが、卓越したバットコントロールで打率.339をマークして首位打者を快走。五番打者として存在感を発揮している。盗塁阻止率.435も素晴らしい。しかし、「バッテリーで勝つ試合を増やしたい」という目標は達成できていない。チーム防御率4.54はリーグ最下位。21日のソフトバンク戦(メットライフ)では7回までに11失点を喫し、ベンチに下がった。経験を積んで配球面のレベルアップを図るしかない。

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最終更新:4/23(火) 11:09
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