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人ごとじゃない? 5G、IoT時代のサイバー攻撃から、身を守る方法

4/23(火) 8:10配信

ライフハッカー[日本版]

知らないうちに、サイバー犯罪者を手伝っている?

── 情報漏洩と同じく心配なのが、お金に関するサイバー犯罪。「〇〇ペイ」などキャッシュレス決済が広がりつつありますが、セキュリティのリスクも高まっているのでしょうか。

佐々木:IoTデバイス経由で個人情報が集積されているパソコンやスマホ、クラウドに侵入。IDやパスワードを盗んでお金を引き出すことが考えられます。これは、IoTデバイスが必要なときにアカウント情報やデータを取りに行く仕組みになっているので、そこが狙われるわけです。

前述の通り、カメラを含めたIoTデバイスそのもののセキュリティ対策はもちろんですが、被害を防ぐためには、まず、各種のサービスに登録する際に、メールアドレスやパスワードなど、 安易にほかのサービスと同じものを流用しないことです。

設定が簡単で、1つのIDやパスワードだけで複数のサービスにアクセスできるのは便利ですが、それだけリスクが高くなるわけです。

また、パスコードがSMSやメールで送られて、入力しないと次に進めない2段階認証、普段使わないデバイスからアクセスすると「〇〇からアクセスがありました」とアラートをメールなどに通知するなど、事業者側のセキュリティ・サポートもあるので、必ず利用しましょう。

しかし、最近のサイバー攻撃では、これまでとは異なる特徴があります。

それが「マイニング(採掘)」です。

マイニングとは、仮想通貨の取引で、取引データを承認する作業のこと。最初に作業を終えると報酬を得ることができます。しかし、この作業を行うには、大量の計算を行わなくて行けないので、データセンターのようなCPUパワーが必要です。

そこで、サイバー犯罪者は、IoTデバイスなどを経由して、皆さんのパソコンなどに侵入。「コインマイナー」と呼ばれる、マイニング作業を行う計算ツール(ウイルス)を設置して、CPUを借用。こっそりと手伝わせているんです。

パソコンなどに実害がなく気づきにくいので、サイバー犯罪者にとっては、バレずに稼げて続けやすい上に、利益を得るための効率が高いことから広がっているわけです。

こうした寄生虫のような攻撃を防ぐには、 セキュリティソフトなどでウイルス対策を行うことが大切です。

また、計算ツールを設置したサイトもあり、閲覧しているときだけマイニングを手伝わせるケースもあるので、使用しているブラウザのアドオンにある防御アプリの活用を考えてみましょう。

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最終更新:4/23(火) 8:10
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