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「オートレース選手養成所」見学に行ってきました☆(梅本まどか)

4/23(火) 20:25配信

webオートバイ

先日、茨城県にあるオートレース選手養成所にお邪魔してきました!

オートレース選手養成所は、茨城県の筑波サーキットに併設されています。私はこれまで何度も筑波サーキットには訪れた事があるのに、その存在をまったく知りませんでした。

オートレースの選手になる為には、まず2年に1度行なわれる選手養成所入所試験に合格し、このオートレース選手養成所に入ります。養成所は全寮制で、選手候補生はここで9カ月間生活をするのですが、その期間はSNSはもちろん禁止、家族との連絡手段も週1回10分の電話と手紙のみという厳しさです。年末年始のお休みの時など一時帰宅出来る期間もあるのですが、ほぼ毎日練習やオートレース選手になる為の勉強をするそうです。

今回、私が訪れたのは第34期生の皆さんの、卒業1カ月前というタイミングでした。少しお話しを聞く時間を頂けたので、そんな第34期生の本田仁恵さんと早川瑞穂さんに養成所生活について伺いました。

若くて元気いっぱいな本田さんは養成所に入る前からバイクが大好きで、お父さんの影響もありオートレーサーを目指す事を決めていたそうです。

「普通のバイクとは、全然違うので慣れるのが大変でした。筋トレの時間が一番苦手で最初は出来なくて追加メニューをこなさなければならなかったし、背が大きいから女の子サイズではなく、男子と同じ道具を使う事もあるけど、男子とは体型も違うし…。あと、減量するのも大変。
この生活は大変だけど、家に帰った時は友達とオールで遊びに行って凄く楽しかったんです♪」と話してくれました。

元研究職というリケジョで、小柄な早川さんはとにかくスポーツ選手になりたかったそうです。

「ここに入るまでバイクに乗った事もなくて、バイクを押すところから始まり、それも大変でした。寮の生活に慣れるといいのですが、家に帰ってからまた寮に戻る時が心配で、2日前から身体を慣らす為に早寝早起きの練習をしました(笑)。練習がお休みの日は、みんなでオートレースの映像を見て『この走りがいい』とか、巻き戻ししながら見たり、練習の時もお互いにアドバイスしながら練習しています。」と練習の雰囲気や生活について話してくれました。

養成所では、自分の使うバイクは整備もセッティングも自分自身で行ない、工具の使い方もイチから勉強するそうです。本田さんに聞くと、走りだけでなくメンテナンスにもスランプがあり、タイヤ交換に失敗して3、4回やり直した事もあるんだそうです。

練習以外でも、寮に行くまでも「3歩以上は駆け足」というルールがあったり、食事中は喋ってはいけない上に早く食べる練習もしなくてはならないそうです。

私も養成所の皆さんと一緒にお昼ご飯を頂いたのですが、シーンとした空間で黙々と食べる皆さんの姿に圧倒され、最初は食べるのに戸惑ってしまいました。選手になるとご飯の時間をとるのが難しいので(新人のときは特に)、早く食べる事も練習しないといけないそうです。

体調はもちろん、体重の管理も自分でし、毎回成績表や管理表も張り出されるという環境で、寮生活は大変な事もあるけど、練習が楽しくみんなと話しながら協力しながらどんどん走れるようになるのは楽しいと2人とも笑顔で話して下さったのがとても印象的でした。

そんな養成所でしっかりと基礎を学び、卒業したらいよいよオートレースの選手になるのですが、今までオートレースを観たことがなかった私は、今回養成所を初めて見学させて頂き、知らない世界を観た衝撃とオートレース選手の素晴らしさを感じ、生でレースを見てみたいととても興味が湧きました。

厳しい練習を終えた第34期生の皆さんの今後の活躍にも期待、注目していきたいと思います!

梅本まどか

最終更新:4/23(火) 20:25
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