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金正恩の妹、金与正に異変?

4/23(火) 18:04配信

Japan In-depth

■ 金正恩・金与正コンビの指導力に疑問符

ハノイ会談を通じて最高幹部たちは、金正恩・金与正のコンビでは到底米国に対抗できないと考えたに違いない。

現在、北朝鮮の内部からは食糧難による「第2の苦難の行軍」情報が伝えられている。北朝鮮当局は、人々の不満を抑えるために災害備蓄用の5号食糧庫だけでなく戦争備蓄用の2号食糧庫まで開き、食料補給に必死だという。国連に窮状を訴え、支援を受ける活動も強めている。一部で餓死者が出ているからだ。

2012年の金正恩登場時に彼が口にした「人民を二度と飢えさせない」との公約はほとんど実現不可能な状態だ。「核武器が完成すればよい生活ができる」との宣伝もハノイ米朝会談の決裂で失望だけを与えた。このままだと2021年に期限を迎える「国家経済発展5カ年戦略」の目標実現はほぼ絶望的だ。

ハノイ会談宣伝の大失敗で、金正恩が、一時的かは分からないが、金与正を遠ざけ責任を感じさせようとしたとしても不思議ではない。4月末に予定されている露・朝首脳会談での金与正の動向が注目される。

朴斗鎮(コリア国際研究所所長)

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最終更新:4/23(火) 18:04
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