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40代から始まる「感情の老化」を食い止める方法

4/23(火) 15:01配信

サライ.jp

文/印南敦史


「昔にくらべ、なにかに感動しなくなった」とか、嫌なことがあると、ずっと引きずってしまうとか。あるいは、アイデアが湧かなくなったり、「頑固になったな」と感じることがあったり。

もし多少なりともそんな自覚症状があるのなら、感情が老化しはじめているからかもしれない。精神科医である『「感情の老化」を防ぐ本』(和田秀樹著、朝日新聞出版)の著者は、そのように指摘している。

一般的に「老化」と聞いて思い浮かぶのは、「健康」「脳」「見た目」の3つではないだろうか? そのため多くの人は体の健康管理をし、頭を使って脳機能の低下を防ぎ、美容やファッションに気を遣うわけだ。

もちろんそうした努力は必要だが、それ以前に手を打つべきは「感情の老化防止」「感情年齢を若々しく保つこと」だというのである。

なお感情年齢は、前頭葉と密接な関係にあるのだそうだ。泣いたり笑ったりといった原始的な感情より、もっと微妙で高度な判断を担っているのが前頭葉。その仕事は、なにかに感動したり、好奇心やときめきを持ったり、やる気を出したり、気持ちのコントロールや切り替えをすることだ。

ところが画像診断のうえでの「前頭葉の萎縮」は40代ごろからはじまり、放置しておけばどんどん進行していくことに。その結果、なにを見てもおもしろくないし感動しない、やる気が起きないし、気持ちの切り替えもできないという状態になってしまうというのだ。

いまどきの40代といえば、俳優の長谷川博巳、ムロツヨシ、伊勢谷友介、女優なら菅野美穂、井川遥、中谷美紀などが思い浮かぶ。どう考えても「老化」とは結びつかないのだが、前頭葉の老化は、脳のほかの部分よりも早く始まるのだそうだ。

そして、感情は使わないと老化してしまうものでもある。気持ちを弾ませないと心はどんどん弾力を失い、伸びきったゴムのように退化してしまうというのである。

なにを聞いてもなにを見ても、なかなか関心が湧いてこないのは感情が老化している証拠。放っておくと感情老化は急速に進んでしまうため、できるだけ早くストップをかけることが必要になる。

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最終更新:4/24(水) 12:59
サライ.jp

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