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アディダス、「100%リサイクル可能」なシューズを開発

4/23(火) 22:20配信

エスクァイア

 あなたが今朝はいたランニングシューズが、いつの日か古くなったときに、ゴミ箱ではなく誰か他の人の手に渡るとしたら、どう思いますか?

【 図解説 】梱包材が及ぼす環境への悪影響 ― リサイクルでは補えない現状

 それも寄付や古着としてではありません。最近話題になっている「サステナブル(持続可能)」という目的を持った総合的なリサイクルプログラムを経て、新しく生まれ変わって使われるのです。

 これはアディダスが発表した新しいランニングシューズ、「Futurecraft.Loop(ヒューチャークラフト ループ)」のコンセプトです。

 先日ニューヨークで行われたイベントでは、『ブレードランナー』の世界から飛び出してきたかのような未来的なプロジェクションと、スモークが焚かれた豪華なステージに同コレクションの第一弾モデルが登場しました。

 アディダスの執行役員によると、「Futurecraft.Loop」は新技術の熱可塑性(ねつかそせい)ポリウレタン(TPU)という単一素材でつくられており、接着剤や化学物質を一切使用していません。

 従来のランニングシューズでは12から15ものパーツを貼り付けるため、接着剤が必要不可欠でした。しかし、この「Futurecraft.Loop」は単一素材を接着剤なしでつくり上げられているため、寿命を終えたあとも洗浄後に粉砕すれば、それが再び新たなスニーカーの素材として再利用できるのです。

 これまでのシューズの場合、リサイクルしようとパーツをバラバラにする段階で強力な接着剤が障害となり、リサイクルが困難となっておりました。そんなわけでシューズブランドの多くは、なかなかサステナビリティに取り組めていない…というのが現状なのです。

 しかし、アディダスは名前の「Loop」が示すように、一足が何度も繰り返しリサイクルされることを目指しています。

 そして将来的には、同様のプラスチック廃棄物を減らす仕組みを使ったモデルを増やし、「2024年までにすべての製品に100%リサイクルされたポリエステルを採用する」ことも公約しています。

 そんな最先端のランニングシューズと言っていい「Futurecraft.Loop」はデザイン自体、最近のアディダスのランニングシューズからかけ離れてもいなく、スッキリとしたアッパーに「ブースト」フォームのソールが搭載されていました。

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最終更新:4/23(火) 22:20
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