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料理が恐かったのに、いつの間にかキッチンが心地よくなった男の話

4/23(火) 22:10配信

ライフハッカー[日本版]

突然ですが、料理にはそんなに詳しくありません。いえ、ポットローストやステーキ、パスタぐらいだったら作れますが、そんな簡単なものは料理にカウントしませんよね。とは言え、多くの人が料理が難しいと敬遠していますが、実際はそんなに難しくないようです。私だって、偶然で料理への抵抗がなくなったんですから。

【画像】料理が恐かったのに、いつの間にかキッチンが心地よくなった男の話

私は大人になるプロセスで、一度たりとも料理を「学んだ」ことはありませんでした。ときどき調理をすることはあっても、料理という技に興味を持ったことがなかったのです。基本的な化学すら苦手だったので、たくさんの粉、液体、肉などをごちゃ混ぜにしておいしくなるように願うなんてことは、錬金術にしか思えませんでした。でも数年前、真剣に料理を学ぼうと思い立ちました。その過程で学んだことと失敗したことを、以下に紹介しましょう。

既知のことから少しずつ広げていく

料理を学ぼうと決めた時点で、私が作れるものは3つだけでした。スパゲッティ、グリルドチーズサンドイッチ、そしてちょっと焦げたグリルドチーズサンドイッチです。スパゲッティも、ソースは既製品だったので、ただお湯を沸かして麺をゆで、ソースを温めるだけの代物でした。

そこからスタートしたので、チキン・ティッカ・マサラをすぐに作れるようになろうなんて思いませんでした(そもそもそれが何かもわかりませんが)。そこまで行かなくとも、パスタをもう1種類ぐらい作れたらという思いで始めました。

知っているレシピから始めて、そこから幅を広げていくのが賢いやり方だったかもしれません。でも私はそうせずに、バカなことをしました。レストランで食べたエキゾチックな食べ物を、何のヒントもなしに作ることにしたのです。その食べ物とは、ナンでした。インド料理店で食べたその薄いパンが、思いのほかおいしくて。大した料理経験もないくせに、ナンのレシピをランダムにググりました。そして、まずはパンから始めるのがよさそうだと思ったのです。

バカなことをしました。

言うまでもなく、惨劇でした。イーストはうまく溶けず、小麦粉が足りなかったために生地はベチョベチョ。「レシピ通り」という言葉はシンプルに聞こえますが、段階ごとの写真がなかったため、指示を勘違いして進めてしまい、1回目のパン作りは完全に失敗に終わりました。流した涙のせいで生地がさらに水っぽくなっただけでなく、しょっぱくなったとかならないとか。

でも、私は失敗から学ぶ男です。パン作りの失敗で得られた教訓は、「既知のことから始めよう」でした。そこで、もっとシンプルに、知っているスパゲッティのレシピを改良してみることにしたのです。スパイスを変え、ソースを変え(相変わらず温めるだけのソースでしたが、一歩ずつ進むのです)、麺の種類を変えました。

これで、ただ闇雲にレシピに従うよりも深く、「料理」とは何かが見えた気がしました。最初から感謝祭のごちそうを作る必要はありません。温めるだけのソースを使おうと、おいしい料理を作る方法をほんの少しでも学べたらそれでOKなのです。それまでにかなりのハードワークをこなしていたおかげで、私はいつの間にか、味付けを楽しめるようになっていました。

レシピを1つも知らないような人は、ラーメンのようなシンプルなものから始めるといいでしょう。

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最終更新:4/23(火) 22:10
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