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米国株式投資戦略 適温相場が織り込まれつつある米国株式市場

4/23(火) 12:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

パウエル・プットはVIX先物ポジションにも明確に表れはじめた

パウエルFRB議長が相場を下支えするという期待感を表した「パウエル・プット」は、VIX指数(S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティをもとに算出した指数)の先物ポジションにも表れています。

図表3に示したように、VIX指数先物のショート・ポジション(VIXの低下を見込む取引)の足元の水準は2017年のピーク時に迫っています。これは、適温相場が今後も続くと見込む市場参加者の期待の表れであり、急激な相場変化に対して脆弱な状態であることも示しています。

今後のポイントは、マクロ経済指標に改善の兆しが表れるか

年初来の米国株式市場は、FRBがハト派スタンスに転換する中で、米中貿易協議の進展や、英国のEU(欧州連合)離脱延期観測など、期待先行で上昇してきた点が否めません。そのため、今後はこれらの政治イベントが市場関係者の期待通りに合意されることが重要になります。また、米中貿易摩擦によって悪化したマクロ経済指標も、市場関係者の期待通りに改善する必要もあります。1-3月期の企業決算が控える中、文字通り「不安の壁」をよじ登ることができるか注目です。

当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『米国株式投資戦略 適温相場が織り込まれつつある米国株式市場』を参照)。

(2019年4月19日)

田中純平

ピクテ投信投資顧問株式会社
運用・商品本部 投資戦略部 ストラテジスト

田中 純平,ピクテ投信投資顧問株式会社

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最終更新:6/25(火) 15:30
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