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「次世代プレステ」情報をSONYがリークした、たった1つの理由

4/24(水) 8:00配信

現代ビジネス

 2019年後半~2020年に向けて、ゲームビジネスが“新しい時代”を迎えようとしている。

 日本人にとって「ゲームビジネス」というと、家庭用ゲーム機かスマホゲーム……という印象が強いかもしれない。だが、いま始まりつつある「次世代ゲーム戦争」は、それら既存のゲームの世界を巻き込みつつ、より広い市場を求めて、急速に立ち上がろうとしている。

 「次世代ゲーム戦争」とは、いったいどのようなものなのか? 
 熾烈な闘いは、どのように火ぶたを切ろうとしているのか? 

突然リークされた「次世代プレイステーション」構想

 4月16日、アメリカのテクノロジー関連誌「WIRED」のウェブ版に掲載されたインタビュー記事が、世界中のゲームビジネス関係者を驚かせた。

 タイトルは「WHAT TO EXPECT FROM SONY'S NEXT-GEN PLAYSTATION(ソニーの次世代プレイステーションに期待できること)」。

 インタビューを受けているのは、著名なゲームクリエイターであるマーク・サーニー氏だ。サーニー氏は、ソニーの社員でこそないものの、プレイステーション4(PS4)でプラットフォームのコンセプトを決定するリーダーである「リードアーキテクト」を務めた人物。通称「PS5」ともよばれる次世代のプレイステーションでも、開発について主導的な立場にあると考えられている。

 インタビューの内容は、次世代プレイステーションのハードウエア的特徴に関する「プレビュー」だった。

 PS4のソフトがそのまま動き、「レイトレーシング」という光の再現力に優れた描画手法に対応した新しいプロセッサー+GPUの組み合わせを搭載し、立体的な音響再現のしくみも採用される。さらに、ストレージをハードディスクからSSD(フラッシュメモリー)に置き換え、特殊なしくみと組み合わせることで、読み込み速度を従来の「19倍」近くにまで高速化する──。

 要するに、「いままで以上に美しいグラフィックで、リアルな音響を備えたゲームが、ロード時間を気にすることなく楽しめるようになる」と考えていい。発売は「2019年中はない」とされており、2020年と予想できる。

 このインタビューはもちろん、プレイステーションビジネスを展開するソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)による公式なリークである。初のお披露目を大規模な発表イベントではなく、特定のメディアへのインタビューという形にするのは、きわめて異例の事態だ。

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最終更新:4/24(水) 8:00
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