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入院生活で希望をくれた「よりもい」って? 矢方美紀

4/24(水) 10:30配信

日経doors

こんにちは、矢方美紀です。暖かくなって、おでかけするのが気持ちよい季節になってきましたね。ロケで訪れた新境川の桜、とってもきれいだったな。さて今月は「さしすせそ」、いってみましょう~!

●【さ】サプライズ

 私は、昔から人に何かをもらったり、サプライズをしてもらうことがとても苦手。うれしいという気持ちはあるんだけれど、それをまだ100パーセントで受け止めていけない自分がいるんです。照れくさいというか、リアクションに困るというか。なんだか気を遣わせてしまったな、って思ってしまって。

 でも自分以外、友達や家族、他の誰かを喜ばせることは大好き、という不思議な性格。

 自分のこと以上に、人が何かに喜んでいる姿を見るのは幸せになるし、その人が「どんなことをしたら喜んでくれるかな?」って考えるのも、ステキな瞬間だと思うんです。誰も考えつかないようなアイデアを生み出すことが、とっても重要!

●【し】新幹線

 仕事や遠出するときは、名古屋駅から新幹線に乗ることが多い私。昔から、電車で移動することが好きでした。名古屋から東京までの約1時間45分くらいの移動中、どうやって時間を使おうかと考えるのも、至福の時。

 次々と走り去る街並み。田園風景。窓側席に座れたときは、そんな車窓の景色を見るのも好き。ある時は、ゆっくり本を読む。読むのは遅いけれど、移動中は意外と集中して読むことができるから。最近面白かった本は、有働由美子さんの『ウドウロク』。

 たまに朝から移動のときは、乗っている時間を使ってずーっと寝てることも。目が覚めて辺りを確認すると、「まだ品川にも着いてない~」ってときが多いんだけど。

【す】ストイック

 私は自分を限界まで追い詰めるタイプ。褒めて伸びるよりも、たたき上げて伸ばしていく感じ。なので、自分が納得いくまで結果を出してみないと、満足することがないんです。

 日常生活の中でも、特に何かがあるわけでもないけれど、「ここまでやるんだ!」「それでいいの?」と常に自分に語りかけてるくらい。

 よく、「そこまでストイックにする必要ある?」と言われることもある。けれど、私はそこまでしないと「いい結果につながらない」、「自分に甘えてはいけない」と考えてしまう……。それが吉と出るか凶と出るか、結果はまだまだ先になりそうです。

●【せ】声優

 私は小さい頃から「声優になる」という夢を持っています。

 アニメが好き、というのもあるけれど、きっかけは演じている声優さんの生み出した表現力に感動したこと。

 一瞬でも、引きつけるなにかを誰かに与えることができるのは、簡単ではありません。私はそれを継続している人になりたい。声優は、自分にとって一番の憧れであり、一番難しいものだと思っています。

 ただ、目標は大きく!今は自分にしかできない演技、言葉を使って表現する技術をたくさん身に付けていきたいです。

●【そ】宇宙よりも遠い場所

 手術で入院していた時、動画配信サイトでアニメをたくさん見ていた私。

 その中のお気に入り作品の一つに「宇宙(そら)よりも遠い場所」があります。通称「よりもい」。女子高生たちが南極大陸を目指す、というお話です。最初は「南極? 無理だよ、しかも女子高生!」と思って見ていました。

 けれど、最初から「できない」と決め付けてしまうのはもったいないこと。彼女たちの姿は、「やる」と決めた強い気持ちが、目的地にたどり着くという結果につながっていくんだ、という「奇跡」と「希望」を私に与えてくれました。

 第3回は「さしすせそ」をお届けしました!次回(5月29日公開予定)は「たちつてと」をお送りします。楽しみにしていてくださいね。

●お・ま・け

文・イラスト/矢方美紀 写真/清水友渉

最終更新:4/24(水) 10:32
日経doors

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