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NPB、平成最高の新人王は? “怪物”は高卒1年目で最多勝、投手四冠は2選手が達成

4/25(木) 11:20配信

ベースボールチャンネル

 4月も下旬に入り、「平成」は新元号「令和」へ向け、いよいよカウントダウンを始めた。あらゆるところで“平成最後の”を枕詞に、一時代の終わりを惜しんでいる。

【写真】NPB、平成最高の盗塁王は? 数と成功率の観点から分析

 平成時代はプロ野球30シーズンが行われ、59人の新人王が生まれた。今回は、平成最高の新人王を選出する。評価基準は、シーズン記録とタイトルを重視し、そのほか傑出した記録なども評価に加えた。また、年度間のボールの違いやパークファクターは考慮しないものとした。

投手

 平成時代は、野茂英雄が投手の道を切り開いたといっても過言ではないだろう。「トルネード投法」と呼ばれる独特なフォームから繰り出す伸びのあるストレートと、得意のフォークボールで三振の山を築いた。新人王、MVP、沢村賞の同時受賞はNPB史上ただ一人だ。

 野茂に次ぐ成績を残したのが、上原浩治だ。新人王と沢村賞のW受賞に加え、平成新人唯一の20勝をマーク。WHIPは驚異の0.90を誇った。また、“平成の怪物”松坂大輔は、高卒1年目ながら、150キロを超えるストレートを武器に16勝を挙げ、最多勝のタイトルを手にした。

 また、“ガラスの右腕”伊藤智仁は、切れ味抜群の高速スライダーを武器に抜群の成績を残し、シーズン後半戦を故障で戦えなかったにもかかわらず新人王を受賞。平井正史は、15勝5敗27セーブという異色の成績で投手二冠に輝いた。

 ほかにも、1年目で34ホールド、防御率1.47をマークした攝津正や、172回2/3を投げて防御率1.98とした野村祐輔、15勝3敗と高い勝率を誇った小松聖など、枚挙にいとまがない。だが、平成最高の“新人王”投手を選ぶのであれば、野茂英雄になるだろう。


▽主な新人王投手の成績

野茂英雄(1990年、パ・高卒社会人1年目)
29試合235回、18勝8敗、21完投、2完封、287奪三振、防御率2.91、WHIP1.17
〇MVP 〇沢村賞 〇ベストナイン 〇投手四冠(最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振)

伊藤智仁(1993年、セ・高卒社会人1年目)
14試合109回、7勝2敗、5完投、4完封、126奪三振、防御率0.91、WHIP0.96
〇7月4日までの登板で新人賞

平井正史(1995年、パ・高卒2年目)
53試合85回1/3、15勝5敗、27セーブ、82奪三振、防御率2.32、WHIP1.07
〇最優秀救援(現最多セーブ) 〇最高勝率

上原浩治(1999年、セ・大卒1年目)
25試合197回2/3、20勝4敗、12完投、1完封、179奪三振、防御率2.09、WHIP0.90
〇沢村賞 〇投手四冠(最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振) 〇ベストナイン 

松坂大輔(1999年、パ・高卒1年目)
25試合180回、16勝5敗、6完投、2完封、151奪三振、防御率2.60、WHIP1.17
〇最多勝

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最終更新:4/25(木) 11:20
ベースボールチャンネル

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