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国交省主導?? それとも「こだわり派」が消えた?? 左ハンドルの設定が激減した理由とは

4/25(木) 13:00配信

ベストカーWeb

 輸入車の多くはいまや右ハンドルをラインナップに取りそろえ、左側通行の日本市場に適用しているのがもはや「普通」になってきた。

 しかし少しさかのぼれば、左ハンドルにこそステータスを感じる消費者も一定数いたようにも思える。ところが前述のとおり右ハンドルの輸入車が増えている。

 この背景には「どうやら国土交通省が左ハンドルだと型式認定を出さない」とか、「国が積極的に左ハンドルを排除している規則がある」なんて噂がネット上では絶えない。

 この左ハンドル現象の要因について、国土交通省およびインポーターに聞いてみました。

文:奥野大志/写真:ベストカー編集部

国土交通省は特段左ハンドル規制をしていない

 輸入車のシンボルといえばやっぱり左ハンドル。ベストカーWebの読者の中には、輸入車に乗るなら左ハンドルという人もいるだろう。

 しかし近年、左ハンドルの存在感が急速に薄まっているのも事実。メルセデス・ベンツのCクラスやBMWの3シリーズなど、売れ線のモデルはほぼ右ハンドルのみという状況だ。

 実は輸入車の左ハンドル規制について、ある噂がある。それは左ハンドル車の台数を制限したい国土交通省が、認可の段階で何らかの規制をしているというもの。

 もし、役所が右ハンドルの導入を奨励しているのなら、今の状況も大いに納得がいく。筆者は国土交通省に電話インタビューを試みた。

 結論から先に言うと、その噂はまったくのガセだった。

 対応していただいたのは国土交通省の技術課で、電話に出た担当者はこう答えた。

「国内の基準不適合で弾かれることはあっても、左ハンドルだからという理由で弾かれることはありません。とにかく基準に合っているかどうかです」。

 国土交通省が左ハンドル車の台数をコントロールしていることをきっぱり否定した。

 言い換えれば、今の右ハンドル車の隆盛はマーケット主導ということ。そこで、今度はインポーターに事情をうかがってみた。

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最終更新:4/25(木) 17:12
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