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足りないのは「謙虚さ」だけ!? 実力派コンビ・かまいたち、初の全国ツアーに出陣!

4/25(木) 5:15配信

ザテレビジョン

「キングオブコント」(TBS系)の2017年王者にして、「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)では2017年、2018年と2年連続で決勝に進出するなど、コント、漫才ともに絶対的な実力を誇るお笑いコンビ・かまいたち。

【写真を見る】大好きな先輩・森脇健児のポーズでツアーへの意気込みを表すかまいたちの二人

2018年より活動の拠点を東京に移し勢いに乗る2人が、このたび、「かまいたち初全国ツアー『コンビ結成15周年いたち』~素直・謙虚・感謝~」を開催。4月26日(金) 、東京・ルミネtheよしもと公演を皮切りに、名古屋、福岡、札幌、そして千秋楽の8月22日(木)大阪・なんばグランド花月公演まで、全国5都市を回る。

ザテレビジョンでは、自身初となる全国ツアーを目前に控えた山内健司、濱家隆一の2人にインタビュー。本ツアーへの意気込みから、漫才とコントそれぞれに対する思い入れ、そしてコンビとしての目標や課題まで、かまいたちの“今”を、漫才さながらの掛け合いを交えつつ真摯に語ってもらった。

■ 今年の「M-1」には出るつもりはないです。去年、納得の行く漫才ができたので(山内)

――まず、かまいたちにとって初となる全国ツアーを、このタイミングでやろうと決めた理由からお聞かせください。

濱家隆一「今年がコンビ結成15周年っていうこともあるんですけど、ありがたいことに、この何年かで単独ライブのチケットが即完するようになってきてまして。これまで、客席が埋まるまでは全国ツアーはやる意味ないかなと思っていたんですが、そのへんを慎重に考えて、今なら埋まるだろうということで、やらせてもらおうかなと」

――冷静な大人の判断に基づく初ツアーなんですね(笑)。ライブの内容としては、漫才とコントの両方を?

濱家「そうですね。去年の単独は『M-1』に向けて漫才だけやったんですけど、今年は漫才とコントの両方をやらせてもらいます」

――愚問かもしれませんが、お二人は今、漫才とコント、どちらに力を入れているのでしょうか?

山内健司「特にどっちとかはないですね。ネタ作りも、どっちも同じぐらい力を入れてます」

――思い入れの深さも同じくらい?

濱家「そうですね。僕ら、昔からずっと『キングオブコント』と『M-1』のW優勝を目標にやってきたので、どっちということもなく、両方楽しくやってます」

――ちなみに、今年は「M-1」に出場する予定は…?

山内「今のところ出るつもりはないです。最後にしようと思って挑んだ去年の『M-1』で、順位的には負けましたけど(総合5位)、僕ら的には納得の行く漫才ができたので」

――「M-1」に出ないと決めた今、のびのびと漫才ができるようになった、という感覚はありますか?

濱家「それはあるかもしれないですね。毎年、年末の『M-1』に向けて、7、8、9月とどんどん張り詰めていってましたから。いつも1月から3月くらいまでは、ただただ楽しく漫才をやれるんで、今のところは例年と変わらないんですけど、もしかしたら、これから夏にかけて、寂しさを感じるのかもしれないです(笑)」

■ 東京と大阪以外にも、僕らを見たいと思ってくれてる方々がおるっていうのが純粋にうれしい(濱家)

――今回のツアーでは、各公演にゲストが出演されるとか。

濱家隆一「はい。全会場、ゲストはシークレットにしてるんですけど。でも、お客さんが絶対喜んでくれるゲストですよ」

山内健司「シークレットといっても、タレントさんとか歌手みたいな意外なゲストというわけじゃなく、芸人が出てくれます。これまでの単独でも芸人をゲストに呼んでいたので、ツアーでも協力してもらおうかと」

――「協力」というのは?

山内「漫才とコント以外に、企画コーナーも用意してまして、そのコーナーで、ちょっとサプライズみたいな演出で出てもらおうかなと思ってるんです」

――コーナーの内容は?

山内「東京と大阪でやるコーナーは何をするか決めたんですけど、全会場で同じことをやるかどうかは、まだ決めてないんです。東京と大阪は、今まで結構イベントをやってきてるので、お客さんが見慣れていない、新しいコーナーにしようと思っていて。その他の会場は、僕らのライブに初めて来るお客さんも多いと思うので、過去に東京や大阪でやって評判のよかったコーナーをやりたいなとか、いろいろ考えつつ」

――今まで評判がよかったコーナーというと、例えば?

山内「『尻毛抜き抜き誰でしょう?』とか…」

濱家「やったことない!(笑)  それ何なん、尻毛を誰が抜いているか当てるってこと? めっちゃムズない?」

山内「『尻毛抜き抜き』はぜひ札幌でやりたいなと」

濱家「なんで初めての土地で!?」

――(笑)。今回、全国5カ所を巡るわけですが、楽しみな所はありますか?

山内「自分たちの主催のイベントとしては、名古屋、福岡、札幌の3都市は初めてなので、楽しみですね。できたら泊まりで行きたいです、ご当地のおいしいものを食べたりして。あと、ご当地のおねえちゃんも…」

濱家「やめろ、好感度下がるから! 福岡、名古屋は昔からちょこちょこ行かせてもらってるんですけど、札幌は数えるくらいしか行ったことがないので、特に楽しみです。実は、東京と大阪以外は、チケットの売れ行きがどうなるか分からなくて不安やったんですよ。こういった地方にも、僕らのことを見たいと思ってくれてる方々がおんねんやっていうのが、純粋にうれしいですね」

山内「チケット代、もっと上げたらよかったな」

濱家「好感度!」

■ ラジオの“悪ノリ”の感じがライブでもうまく伝わったらいいなと(濱家)

――逆に、ツアーに向けて不安要素はありますか?

濱家隆一「札幌と福岡は飛行機で行くことになると思うので、それがちょっと嫌ですね。もともと飛行機が苦手っていうのもあるんですけど、いい席を用意してくれるのかなっていう不安も…。チケットが完売してんねんから、いい席を用意してほしいなって…『ザテレビジョン』さんからも吉本に伝えておいてください」

――善処します(笑)。山内さんの不安は?

山内健司「ツアー限定のグッズを自分らで考えて、作ったんですね。これまでの単独でもグッズを作ってきたんですが、僕発案のグッズは、毎回すさまじい数の在庫を抱えてまして、ヤバいんですよ。今回は、僕発案のグッズもさばけてほしいなと」

濱家「どんなグッズかはまだ秘密ですけど、センスのいいスタッフさんに集まってもらって、みんなで意見を出し合って作ったので、かなりいい出来やと思います。こないだサンプルを見せてもらいましたけど、めちゃめちゃいい感じでしたよ」

――楽しみですね。ところで、今回のツアーのプレスリリースで濱家さんは「ライブで観る『かまいたちらしさ』を感じてください!」とコメントされていますが、ご自身が思う「かまいたちらしさ」とは何でしょうか?

濱家「“悪ノリ”です。今、TBSラジオで番組をやらせてもらってるんですけど(「かまいたちのヘイ!タクシー!」)、まさに悪ノリだけでやってる番組なんですよ(笑)。でも、僕らだけが楽しんでいるのかなと思いきや、それを面白いと思ってくれる人も多いので、そのラジオの感じがライブでもうまく伝わったらいいなと」

――さらに、テレビでも悪ノリできるようになったら楽しいでしょうね。

濱家「そうなんですよねー。テレビやと妙にちぢこまっちゃうんですよ、主に僕が(笑)」

――でも、濱家さんは最近「アメト――ク!」や「ロンドンハーツ」(共にテレビ朝日系)で、新たないじられキャラとして注目されていますよね?

濱家「そう、実は今、勝負どころなんです(笑)」

■ 僕らの芸人の力をレーダーチャートで表すと、めっちゃ面積が大きいんです(山内)

――では、山内さんが思う「かまいたちらしさ」は?

山内健司「“若手最高峰のネタと技術をふんだんに生かした単独ライブ”ですね」

濱家隆一「ハードル上げ過ぎちゃう?」

山内「最高峰、最先端の若手ですから」

濱家「そもそも若手ちゃうやろ(笑)。芸歴15年のド中堅やで」

――プレスリリースでも、山内さんは「漫才もコントも、そしてロケもトップレベルにある我々の単独、ぜひ見に来てください!」とコメントを寄せていますね。

山内「そうです。あと、『トーク』も入れたいところなんですけど。ほら、戦力なんかを表す六角形のグラフってあるじゃないですか」

――レーダーチャートですか。

山内「そう、僕らの芸人の力をあれで表すと、めっちゃ面積が大きいんですよ。バランスもいいし」

濱家「そうかぁ?」

――逆に、あえてポイントが低い項目を挙げると?

山内「謙虚さです」

(一同爆笑)

濱家「出せよ、謙虚さ!」

山内「謙虚さだけ、グンッとへこんでます」

濱家「一番売れへんパターンやろ。謙虚さがあれば、おもろなくても売れることはあるけども」

山内「気をつけなきゃとは思ってるんですけどね」

濱家「今回のツアーのサブタイトル、『素直・謙虚・感謝』やぞ? 森脇さんの座右の銘やからな」

――あっ、「素直・謙虚・感謝」は、森脇健児さんからインスパイアされてるんですか!?

濱家「そうなんですよ。僕、森脇さんが大好きで。『素直・謙虚・感謝』は、僕も一番大事だと思ってますから」

山内「『素直・謙虚・感謝』…全部、僕には足りない部分ですね。逆に『やる気・元気・森脇』は足りてるんですけど」

濱家「どういう意味?(笑)」

山内「でも、このライブのこと、まだ森脇さんに言えてないんですよね。濱家はスーツにも『素直・謙虚・感謝』って刺しゅうを入れてるのに」

濱家「そうなんですよ」

――えっ、ヤンキーの特攻服みたいに?

濱家「いえいえ、スーツの表やなくて内側です! 横山たかし・ひろし師匠のひろし師匠も、『拍手!!』って刺しゅうが入ってるのは内側でしょ(笑)」

■ 僕らやから成立するような笑いを作れたら(濱家)/ そして最終的には家を建てたいです(山内)

――では、「素直・謙虚・感謝」を信条とするかまいたちの、今後の展望をお聞かせください。

濱家隆一「それこそ、『かまいたちらしさ』をどんどん出していきたいですね。僕らやから成立するような笑いを作れたらいいなと思っています。あとは、とんでもない大金持ちになりたいです」

山内健司「僕も大金持ちになりたいです。もっとたくさんの人たちに僕らのことを知ってもらって、その勢いでテレビにバンバン出て、家を買いたいですね。ぜひ皆さんの力で、家を建てていただきたい」

――(笑)。大金持ちになるというゴールに向けて、ラジオでの悪ノリをテレビでも出せるようになることが当面の目標、ということでよろしいでしょうか?

山内「はい。早くテレビで悪ノリできるようになって、ラジオはやめたいです」

濱家「そういうとこをまず直せ! 『素直・謙虚・感謝』!」

山内「でも僕、ラジオでも『やる気・元気・森脇』はちゃんと出してますから」

濱家「だから意味分からんって。“やる気”と“元気”は分かるけど、『“森脇”を出してる』って何やねん」

――(笑)。最後に、読者へのメッセージをお願いします。

濱家「はい。生のお笑い、生の僕たちを楽しんでいただけると思いますので、ぜひ一度、僕らのライブを見に来ていただけたら。まだ僕らを見たことがない、知らないという方も、こういう機会をきっかけにして、劇場にも足を運んでくれるようになったらうれしいです」

山内「皆さんの力で、僕らの認知度をどんどん上げていただきたい。そうすれば、いつか僕らも(「週刊ザテレビジョン」の)表紙でレモンを持てる日が来ると思います。そして最終的には家を建てたいです」

濱家「締めくくりが『家を建てたいです』って、どういうメッセージ?(笑)」(ザテレビジョン)

最終更新:4/25(木) 5:15
ザテレビジョン

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週刊ザテレビジョン

株式会社KADOKAWA

週刊ザテレビジョン21号
5月15日

定価:390円

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