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「サカイ」が世界で評価され続ける理由 デザイナー阿部千登勢の“アップデート”力

4/25(木) 21:00配信

WWD JAPAN.com

パリのクチュールメゾンではお針子たちがデザイナーの発想をカタチにしてゆくように、「サカイ」のアトリエではパタンナーたちが阿部の発想と要求を試行錯誤しながらカタチにしていく。パタンナーたちの技の向上もまた、「サカイ」が更新を止めないひとつの理由なのだろうとコートに袖を通して考えた。

秋冬コレクションでは、抽象画家ジャクソン・ポロックにオマージュを捧げた柄を用いたアイテムも登場した。ポロックの作品ではなく、スタジオの床に残された絵の具が飛び散った様を柄に用いていたものだ。画家の情熱の過程をデザインに取り入れる、その発想にもまた、阿部の立ち止まらない情熱を見た。

以前、「WWDジャパン」からの「ファッションビジネスにおける“努力”とは?」という問いに対して阿部は、「私の場合は“諦めない”こと。諦めずに貪欲に考えます。本当にしつこくて、私はそれを努力と呼んでいます。ブランドや洋服のことをずっと考えているし、追求している」と話していた。止まらず、ずっと貪欲に考え続ける。それも才能のひとつなのだと思う。

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最終更新:4/25(木) 21:00
WWD JAPAN.com

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