ここから本文です

開幕戦取材でわかった! スーパーフォーミュラに"F1候補生たち"が集まるワケ

4/25(木) 6:20配信

週プレNEWS

■コーナーリング性能はF1と同等レベル
4月20日から21日にかけて、国内最高峰のフォーミュラカーレース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」が、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開幕した。"F1の登竜門"としても知られるスーパーフォーミュラだが、今シーズンは特に世界から熱い視線が注がれている。

【画像】開幕戦の表彰台

近年のスーパーフォーミュラは、F1並みのコーナーリング性能を備えた高性能マシンで競われ、2017年にはストフェル・バンドーン(元マクラーレン・ホンダ)とピエール・ガスリー(現レッドブル・ホンダ)が、スーパーフォーミュラからF1への正式なステップアップを果たし、世界のレース関係者の間ではジワジワと評価が高まっていた。

そして迎えた今シーズン、新型シャシー「SF19」と幅が広いフロントタイヤが導入され、マシン性能がさらにパワーアップ! シャシーを設計したイタリアのダラーラ社によると、SF19は鈴鹿サーキットの前半部分をF1に匹敵するタイムで走るという。実際、1、2コーナーを猛烈なスピードで駆け抜けていく各チームのマシンの姿には筆者も驚かされた。

マシン性能以上にグレードアップしているといってもいいのがドライバーの顔ぶれだ。今シーズンは海外からF1を目指す有力な若手ドライバーが大挙して参戦し、スーパーフォーミュラは国内選手権でありながら、一躍世界からも注目されるカテゴリーになっている。

「SF19はクルマの完成度がすごく高いです。コーナーリング性能ではF1直下のF2を上回っていますし、F1と同等レベルと言っていいでしょう。またスーパーフォーミュラに参戦するドライバーの質は高いですし、F1を目指す若いドライバーにとってこれ以上ないトレーニングの場になるのは間違いないと思います」

そう語るのは、元F1ドライバーの中野信治氏だ。彼が今シーズンから監督を務める『TEAM MUGEN(チーム・ムゲン)』は、レッドブルの若手ドライバー育成プログラムの有望株、ダニエル・ティクトゥムを起用している。



この若干19歳のイギリス人ドライバーは4月初旬、中東バーレーンで行なわれたF1テストにも参加。今季のレッドブル・ホンダをテストドライブする機会を与えられ、次期F1ドライバー候補生の筆頭とされる逸材だ。「ガスリーと比べるとまだ粗削りなところはありますが、ティクトゥムはすごく速いし、将来が楽しみなドライバーです」と、他の『TEAM MUGEN』の首脳陣も高く評価している。

1/2ページ

最終更新:4/25(木) 6:20
週プレNEWS

記事提供社からのご案内(外部サイト)

週プレNEWS

集英社

No.25
6月10日(月)発売

定価400円(税込)

トランプに手差す「日本の国益」リスト/久
保建英“バルセロナ復帰”の確率/日本の「
次世代蓄電池」が世界を変える!【グラビア
】佐藤美希/上田操/守屋茜/小松彩夏 他

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事