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セはJFKで虎が優勝、パはバレンタイン旋風吹き荒れる/平成プロ野球史(17年/2005年編)

4/26(金) 14:08配信

週刊ベースボールONLINE

 新元号「令和」が発表され、平成のカウントダウンが加速している。
 今回は、シリーズで平成元年の1989年から2018年まで、年度別にMVP、ベストナインを選んでいる。
 この手の企画では、いつも書いているのだが、あくまで編集部選定。異論反論は多いと思うが、ご容赦いただきたい。
 なお、当連載は土日は休み(ほか時々休憩。10連休中は未定)。

投打がかみ合い岡田阪神が優勝

2005年(平成17年)
セ(1阪神2中日3横浜4ヤクルト5巨人6広島)
パ(1ロッテ2ソフトバンク3西武4オリックス5日本ハム6楽天)
※日本一はロッテ

 2005年、セでは就任2年目の岡田彰布監督が阪神を大きく変えた。
 今岡誠をセカンドからサード、ショートの藤本敦士をセカンド、ショートには2年目の鳥谷敬を定着させた。打順も二番の赤星憲広を一番、一番の今岡を五番。三番には広島から移籍したシーツを入れ、四番に金本知憲につなぐ。

 投手陣では抑えの安藤優也を先発に回し、抑えを久保田智之。ジェフ・ウィリアムス、藤川球児を左右のセットアッパーとし、勝利の方程式、JFKを確立させた。

 序盤は中日が走ったが交流戦で失速し、一時は独走態勢。しかし中日がじわじわと追い上げ、し烈なデッドヒートとなったが、9月7日の勝利を契機にあとは順調にVロードのゴールを切った。

 パでは2期目のバレンタイン監督が率いるロッテが旋風を起こし、できたばかりのセ・パ交流戦に優勝。シーズンは2位に終わったが、プレーオフで1位通過のソフトバンクを破って日本シリーズに進出した。打順125通りと変幻自在の采配は「バレンタイン・マジック」「ボビー・マジック」とも言われた。

 日本シリーズではロッテが阪神を4勝無敗で下している。

MVPは阪神の藤川球児

2005年(平成17年)
本誌選定MVP
藤川球児(阪神) 80試合登板でフル回転!

 阪神自慢のJFKの一角。快速球を武器に開幕から11試合連続無失点、6月には3勝9ホールドで月間MVPにも輝いている。

ベストナイン
[先発投手]
杉内俊哉(ソフトバンク)
26試合18勝4敗0S、防御率2.11
最多勝、最優秀防御率。抜群の制球力で死球、暴投は0

[抑え投手]
岩瀬仁紀(中日)
60試合1勝2敗46S、防御率1.88
当時の日本最多46セーブをマーク。被本塁打はゼロだった

[捕手]
城島健司(ソフトバンク)     
116試合127安打24本塁打57打点3盗塁、打率.309
右肩痛、左足骨折もあったが、それでもきっちり3割マーク

[一塁手]
ズレータ(ソフトバンク)     
131試合147安打43本塁打99打点0盗塁、打率.319
パナマウンガーで打ちまくる。守備率も.995で1位

[二塁手]
堀 幸一(ロッテ)     
104試合116安打7本塁打46打点2盗塁、打率.305
ベテランの味を見せ、失策もわずか2

[三塁手]
今岡 誠(阪神)      
146試合156安打29本塁打147打点1盗塁、打率.279  
球団新の147打点で打点王

[遊撃手]
井端弘和(中日)      
146試合181安打6本塁打63打点22盗塁、打率.323
球界ナンバーワン遊撃手。打っても全試合出場で打率.323は見事

[外野手]
金本知憲(阪神)
146試合183安打40本塁打125打点3盗塁、打率.327
3部門で自己最高成績。Vの原動力に

青木宣親(ヤクルト)
144試合202安打3本塁打28打点29盗塁、打率.344
イチロー以来の200安打で首位打者&新人王

和田一浩(西武)      
129試合153安打27本塁打69打点3盗塁、打率.322
6年連続3割超えで念願の首位打者に

[指名打者]
松中信彦(ソフトバンク)
132試合152安打46本塁打121打点2盗塁、打率.315
DH専念で史上初の3年連続120打点以上

週刊ベースボール

最終更新:4/26(金) 15:25
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