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「メンタルヘルス」が抱える課題と今後の展開

4/26(金) 7:30配信

日本の人事部

メンタルヘルスが抱える課題に対して、今後、どのように対応していけばいいのか、そのポイントを整理します。

「メンタルヘルス・マネジメント検定」のすすめ

メンタルヘルス対策は、不調になった人をケアして治す、ということに限りません。メンタル不調者は組織の中でごく一部の存在であり、多くの人たちはさまざまな問題を抱えながら、元気に仕事をしています。その大多数の人たちがメンタルヘルス不調を起こさないよう、一人ひとりをどう生かしていくかという発想がメンタル不調を事前に防止し、組織の活性化へとつながっていきます。そのためメンタルヘルス対策には、一人ひとりが自らの役割を理解し、ストレスやその原因となる問題に対処していくことが欠かせません。

そうした際に有効なのが「メンタルヘルス・マネジメント検定」。働く人たちの心の不調を未然に防ぎ、活力ある職場づくりを目指すために「メンタルヘルスケア」を学ぶ検定試験です。前述の厚生労働省の指針を受け、大阪商工会議所などが実施しているもので、試験は、「セルフケアコース(一般社員対象)」「ラインケアコース(管理職対象)」「マスターコース(人事労務管理スタッフ・経営幹部対象)」の三つに分かれており、それぞれのニーズに合わせて選択することができます。これからのメンタルヘルス対策は、一般社員、管理職、人事労務管理スタッフ・経営幹部がそれぞれの役割を認識し、メンタルヘルスに関する正しい知識を持つことが求められているため、有効な検定試験と言えます。

セルフケアで重要な「コーピング」

メンタルヘルス対策の第一歩となるのが、従業員自らがストレスへの気づきと対処を行う「セルフケア」。そこでポイントとなるのが、「コーピング」です。「コーピング」はストレスに対処するための行動のことですが、そもそもストレスに悩まない人たちは、コーピングがうまくいっている、つまりストレスにうまく対処できていると言えます。

具体的な方法としては、ストレスそのものに対する働きかけによってストレスをなくしてしまう方法、ストレスに対して自分自身と周囲の人の協力を得て解決する方法、ストレスによって発生した不安感や怒りなどの感情を周囲の人たちに聴いてもらって発散する方法などがあります。自分で対応仕切れないストレスに対しては、周囲の人たちの協力を得て、より良い解決の糸口を見出すことが大切です。

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最終更新:4/26(金) 7:30
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