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【海外ボクシング】ウィークエンド・プレビュー ノニト・ドネア、対戦相手変更は影響するか

4/26(金) 21:01配信

ベースボール・マガジン社WEB

4月27日/ケイジャンドーム(アメリカ・ルイジアナ州ラファイエット)

★WBSSバンタム級準決勝/WBAスーパー世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
ノニト・ドネア(フィリピン)対ステファン・ヤング(アメリカ)
※WOWOWオンデマンドで28日午前11時よりライブ配信

ドネア:36歳/44戦39勝(25KO)5敗
ヤング:30歳/18勝7KO1敗3分

 ドネアのカリスマ的な人気はいまだ衰えない。かつての抜群の切れ味、展開を支配するインテリジェンスを考えるなら、期待感を加えてしまうのも当然か。まして、最後まで勝ち残るなら、井上尚弥が時代を乗り越える実際上のターゲットとしてドネアが立ちはだかることになる。いよいよ、ドネアの完全復活が望まれてくる。

 その可能性は、準決勝の相手の直前変更によって高くなったのだろうか。本来対戦するはずだったWBOチャンピオンのゾラニ・テテ(南アフリカ)が試合4日前になって右腕負傷を理由にトーナメントを降りた。代わって起用されたのがヤングだ。

 ヤングはもともと前座でロシアの技巧派ニコライ・ポタポフと対戦が予定されており、コンディショニングの問題はないだろう。テテと比べると身長は10センチも低くなるが、同じサウスポーでもある。手堅いボクサーパンチャーで、アメリカの軽量級としては期待の存在ではあったが、WBA暫定王座戦でレイマート・ガバロ(フィリピン)にダウンを奪われて完敗し、一歩後退していた。軽視はできないが、テテに比べるとスケール感はひとまわり以上は小さくなる。

 それでも、ドネア側に「?」は残る。昨年11月の前戦は、ライアン・バーネットがかねてから痛めていた腰を試合中に悪化させ、実質上はギブアップしたもの。7年ぶりにバンタム級にウェイトを落としたドネアのコンディションを含め、戦力的な解析値は不確定のまま。あの試合、距離やポジションはたしかにバーネットに管理されており、ドネアの出来はやはり今度もリングに上がってみなければ分からない。ここはキャリアを加えた老雄の知恵にかけたい。

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最終更新:4/26(金) 21:01
ベースボール・マガジン社WEB

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