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“安倍新喜劇” の翌日、「自民党が沖縄と大阪の補選で敗北した」本当の理由?

4/26(金) 6:00配信

文春オンライン

「喜劇俳優 大統領当確」(産経新聞4月23日)

 ウクライナの大統領選を伝える見出しだ。すごい。

【写真】髪を短く刈り込んだ塚田一郎参院議員

首相動静「吉本新喜劇に出演」 

 しかし日本も負けていない。

「安倍新喜劇」(日刊スポーツ4月21日)

 時の首相が喜劇の舞台に出演するのだから、ウクライナよりやっぱ日本スゴイ!!

 首相動静には、

「4時7分、大阪・難波の劇場『なんばグランド花月』。50分、吉本新喜劇に出演」

 とあった。まるで大御所芸人のスケジュール帳のよう!

安倍総理大臣が吉本新喜劇に出演 #nhk_news https://t.co/YrkkudVryr

― NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月20日  さて、ウクライナの大統領になったゼレンスキー氏に対し、

《時折のぞかせるポピュリスト(大衆迎合主義者)的な政治姿勢にも危うさがつきまとう。》(読売新聞、4月23日)

 という解説もあったが、ハッキリ言ってお互い様である。

 新喜劇の舞台では「消費増税すんのかい、せんのかい」という安倍首相との掛け合いはなかったが、さまざまなアピールはできたのだろう。

 しかし、翌日の大阪と沖縄の補選では自民党は敗れた。その様子を伝える記事を読むとあらためて感じたことがあったのだ。

  というのもここ最近、ずーっと引っかかっていた言葉があった。

 それは、「慢心」と「緩み」である。

 現政権や自民党について言及した新聞記事によく出現する言葉なのである。

 以前からあったのだが、選挙結果を報じた今週は特に目にした。

まずタイトルに「慢心」

 自民党が沖縄と大阪の補選で敗れた翌日の社説を見てみよう。

「自民補選2敗 参院選に向け慢心を排せるか」(読売新聞4月22日)

 まずタイトルに「慢心」がある。そして文中には、

《内閣支持率は一定の水準を維持しているものの、緩みと慢心を排さなければ、参院選は厳しい戦いを余儀なくされよう。》

 やはりと言うべきか、「緩み」と「慢心」が出てくる。

 では同じ日の産経新聞の社説を見てみよう。

「衆院2補選 政権の緩みが敗北招いた」(4月22日)

 こちらではタイトルに「緩み」が入っている。

 文中には《「安倍1強」という長期政権のおごりと緩みが敗北を招いたと受け止めるべきである。》

「緩み」の前に「おごり」という言葉もあるが、これは読売が言うところの「慢心」と同じだ。

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最終更新:4/26(金) 6:00
文春オンライン

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