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自身の結婚も失敗…母の呪縛に悩む娘が離婚より先にすべきこと

4/26(金) 14:30配信

webマガジン mi-mollet

 きょうだいが多い場合、きょうだいへの子育てが大変そうな親を見て、「迷惑をかけないよういい子にしなければ」と我慢をしてしまう子も多いのですね。すると親は「この子は手がかからない」とあまり関心を払わなくなるのですが、その子の中では「親に振り向いてほしい」という気持ちがどんどん膨らんでいきます。それを大人になっても引きずってしまう……。ですから一度、その不満をぶつけることが大切なのです。イヴさんなら、「何で兄ばかり大切にするの!?」と。

何を隠そう、実はこの「大人の反抗期」、私もおこなったのです。私は二人姉弟で、母からは「お姉ちゃんはしっかりしているから大丈夫」と言われて、母親のためにずっといい子にしてきたのですが、3度目の離婚をした39歳のときに、とうとう「お母さんたちが離婚していなければ私だってもっと上手くやれたはず!」と言ってしまったのです!

認めたくはなかったのですが、私が母親に無関心な態度を取られても「それなら別にそれでいいや」と割り切ることができなかったのは、結局は「愛されたい」と思っていたからなのですね。だからそれまでは、嫌われたくなくていい子にしていたのですが、それが報われない。そこで母親に嫌われることを覚悟したうえで不満をぶつけたのですが、これがとくに嫌われなかったのです。そのときは母も「何よ!」と言っていたのですが、翌日になると何事もなかったかのようにいつもと同じ態度で……。これが私には衝撃でした。別にいい子にしていなくても、母娘関係はゆるがないんだ、と。ただ、だからといって今までの態度を反省してくれたわけではありませんでしたが(笑)。それでもその後から私は、明らかに母の存在に囚われにくくなりました。

反抗期とまでいかなくとも、「兄ばかりにかまっていて寂しかったのよね」と気持ちを話すだけでも良いかもしれません。本音をぶつければ、涙が出るものです。泣く行為って浄化になるもの。今までの思いが流されれば、だんだんと「自分が母の世話をしたいからするんだ」と思えるようになってくるかもしれませんし、そうこうしているうちに、「兄に任せておけばいっか」と思うようにもなるかもしれません。

とにかく、一度お母様にきちんと不満をぶつけてください。私が言うのも何ですが、気持ちを打ち明ける先はお悩み相談の場ではないと思いますよ!

PROFILE原口未緒(はらぐちみお)1975年生まれ。弁護士。学習院大学法学部卒業。2004年に弁護士登録。民事、商事、家事、刑事、倒産処理、債務整理など様々な案件を担当した後、2010年に「未緒法律事務所」を開所。夫婦、離婚案件を主に扱っている。法的な解決策を提案するだけでなく、コーチング、カウンセリング、セラピー手法を取り入れ、「心のケアもする弁護士」として人気がある。著書に『「この結婚もうムリ」と思ったら読む本 こじらせない離婚』(ダイヤモンド社)がある。自身は3度の離婚を経て、現在4度目の結婚をし、第一子をもうける。 この人の回答一覧を見る山本奈緒子(やまもとなおこ)1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る 取材・文/山本奈緒子 

原口 未緒

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最終更新:4/26(金) 14:30
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