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足立区のスター・みやぞん、家族6人6畳間暮らし「泣ける極貧時代」

4/26(金) 7:00配信

現代ビジネス

 いつもニコニコ笑い、規格外の天然キャラでどこか憎めないみやぞん。根の優しい人柄は、子供の頃の極貧生活にルーツがあった。発売中の『週刊現代』では、そんな彼を女手一つで育てた母の、切ないけれど、温かい逸話が語られる。

姉のペットは「ネジ」だった

 「子どもの頃、ペットブームが巻き起こったんですけど、うちは団地住まいで貧乏だったからペットを飼えませんでした。でもある日、姉が『実は、こっそり生き物を飼っている』と明かしたんです。

 そこで、母ちゃんに内緒で見せてもらったら、箱の中に座布団のようなものが敷いてあって、その上にネジが置いてあった。

 姉はネジに『ランラン』と名前を付けて、可愛がっていたんです。幼いながら、『うちって貧乏なんだな』と肌で感じた瞬間でした」

 今を時めく人気芸人「ANZEN漫才」のみやぞん(34歳)は、自身の貧乏エピソードをテレビ番組でそう明かしている。

 「姉はその後、ネジにナットを付けて、『ランラン、結婚したんだ』と嬉しそうに話していました」

 東京都足立区出身の彼は、一見強面の見かけとは対照的に、いまいち会話の嚙み合わない天然キャラで人気を得た。独学で身に着けたというギターをかき鳴らして即興で演奏し、いつもニコニコと笑う姿は、老若男女から愛されている。

 しかも運動神経がバツグン。'16年、『世界の果てまでイッテQ! 』(日テレ系)の名物企画「世界の果てまでイッタっきり」のメンバーに抜擢されると、スペインで暴走する牛の頭上を飛び越えたり、イタリアのサーカス団で曲芸を成功させたり、数々の過酷な難題をクリアした。

 '18年には、24時間テレビ『愛は地球を救う』でチャリティーランナーを務め、同番組史上初のトライアスロンに挑み、161㎞を見事に完走している。

 昨年は一日も休みが取れなかったというほど、大ブレイク中のみやぞんは、足立区が生んだテレビスター。そして、この屈託のない笑顔を作り上げたのは、子ども時代に経験した極貧生活だった。みやぞんの小中学校時代の友人はこう語る。

 「みやぞんの実家は、かつて畑や廃品工場だらけで、掘っ立て小屋や古い木造建築が多かったエリアにあります。

 みやぞん一家の住まいは都営団地で、20年ほど前に建て替えて綺麗になりましたが、昔はおんぼろ。みやぞんは2年程前まで、この家から電車で仕事に通っていました」

 みやぞんは、この都営団地の6畳間で母と姉4人の6人で暮らしていた。早くに離婚した母は、地元でスナックを経営するものの、近所の住人によれば20人ほど入れる店内は、いつも人がまばら。女手一つで、5人の子どもを育てるのには、苦労が絶えなかった。

 みやぞんが小学生の頃、友達が自宅に遊びに来た時に母親が「ご馳走」として振る舞ったのは、一玉丸ごとの茹でキャベツ。母にとって最大限のおもてなしだった。

 子どもは時に残酷だ。一人また一人と友達は去っていく。そんななか、最後まで残っていたのが、同じく足立区に生まれ、1歳の頃から幼馴染みだった現在の相方・あらぽんだった。

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最終更新:4/26(金) 7:00
現代ビジネス

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