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ココイチ、「ほぼ毎年値上げ作戦」成功のわけ

4/26(金) 4:30配信

東洋経済オンライン

 カレー専門店「CoCo壱番屋」(ココイチ)のカレーの値段が上昇している。

 運営する壱番屋は3月1日、国内全1267店のうち約8割の店舗で、ポークカレーの価格を21円(税込み、以下同)引き上げた。これにより、ポークカレーの価格は東京23区など都心部の店舗では505円、それ以外の地域では484円となった。

【グラフ】業績は伸び悩んでいる

■カレーの組み合わせは「1億通り」

 ココイチの来店客は、カレーソースをポークカレーなど4種類から選び、「ロースカツ」や「スクランブルエッグ」などのトッピングを付ける。ご飯の量や辛さもそれぞれ客の好みに指定でき、その組み合わせは全部で「約1億通り」という。その都度、自分好みの食べ方ができる仕組みが顧客から支持を受けている。

 今回値上げされたポークカレーは、メニューブックに「基本のカレー」と記載されるほど、94%の顧客が注文する人気商品だ。残りの6%の顧客が注文する「ビーフソース」、「ハッシュドビーフソース」もポークカレーに先駆けて、2018年12月に32円値上げした。

 3月に新しく就任した壱番屋の葛原守社長は値上げの理由について、「人件費や原材料の価格が上がっているのに加え、食材製造工場の改修費用もかさむ」と説明する。

 実は、ココイチの値上げは今に始まった話ではない。ベースとなるポークカレーの値上げは、2016年12月から2017年12月にかけて地域ごとに値上げをした。今回はそれ以来2年ぶりの値上げとなるが、トッピングやライス増量の値上げ、地域別価格帯の見直しなどを含めれば、近年ではほとんど毎年値上げが行われている。

 たとえば、人気のロースカツカレーにトッピングでチーズを選び、辛さを1辛、ライスを400グラムにした場合。都心部の税込み価格は2013年の1000円から1030円→1084円→1115円→1140円と、年々上昇してきた。6年間で14%値上げした計算になる。

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最終更新:4/26(金) 10:19
東洋経済オンライン

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