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MCUの魅力を総括!そして集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』が伝えたかったこととは――

4/27(土) 15:10配信

otocoto

待ちに待った、という言葉がこれほど似合う作品は他にないだろう。『アベンジャーズ/エンドゲーム』がついにベールをぬいだ。昨年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』がシリーズ初の“悪(ヴィラン)が勝利し多くのヒーローたちが打ちのめされる”という内容だっただけに、ヒーロー全員集合の爽快なお祭り映画を期待していた観客(筆者も含む)が受けた衝撃はすさまじく、その気持ちをついにはらす時が来た。結論から言うと『エンドゲーム』はカタルシスいっぱい、かつとてもエモーショナルなスーパーエンタテインメントに仕上がっている。1年の辛抱は報われたと言っていい。

このコラムではネタバレなしに『アベンジャーズ/エンドゲーム』の魅力をお伝えするとともに、『アベンジャーズ』がなぜこれほどの人気を得たのかを考えてみたい。


■誰一人欠けてはならないヒーローたち、MCUに息づくスタン・リーの哲学

まず始めに『エンドゲーム』前までのストーリーを振り返ると、「この世界に同時多発的に様々なヒーローたちが現れ、地球ではこうしたヒーローたちが集まり“アベンジャーズ”という最強のチームが生まれる。一方、宇宙にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーというノリのいいヒーロー・グループが誕生。他にも様々なヒーローが登場するが、そこに恐るべき敵が現れる。宇宙魔人サノス。サノスはこの宇宙が存続するためには全宇宙の生命を半分にした方がいい、と考えており、宇宙に6つある究極のパワーストーン“インフィニティ・ストーン”を集め、その力を使ってこの計画を実施しようとする。サノスがすべてのストーンをはめた特殊な手袋で指をパチンとならすだけで半分の生命が一瞬にして消える。ヒーローたちは結集しサノスを止めようとするが失敗。こうして全宇宙の生命は半分となり、ヒーロー仲間の多くも消えてしまう」――。

『エンドゲーム』はまさにここから始まり、ヒーローたちが世界を、仲間を取り戻すために立ち上がる。もともとアベンジャーズの“アベンジ”とは“復讐”という意味で、まさにヒーローたちのサノスへのアベンジが始まる。ところで復讐を意味する英語には“リベンジ”というのがあるが、アベンジとリベンジの違いは何かと言うと、リベンジは個人的な復讐。アベンジは大義のための報復みたいな意味があるそうで。だからアベンジャーズはサノスに、仲間や愛する人を奪われた恨みから復讐(リベンジ)するのではなく、サノスによって歪められた世界の秩序を取り戻すため、逆襲(アベンジ)にうって出るのだ。

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最終更新:4/27(土) 15:10
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