ここから本文です

初任給、何に使う? 増える「親より自分」  平均21万円強、50万円の企業も

4/27(土) 10:24配信

NIKKEI STYLE

4月も後半に入り、新入社員が初めての給料を手にする時期がやってきた。日本経済新聞社の調査によると、全国の上場企業・非上場企業1309社の初任給の平均は21万8505円。人手不足から上昇基調にある初任給だが、新入社員は一体何に使うのか。日経ヴェリタスの記者が、新社会人を取材してみた。

【動画】初任給、何に使う?新入社員に聞いてみた

■トップは日本商業開発の50万円

まず日経新聞がまとめた「初任給ランキング2019」(一次集計)で、初任給が最も高かった企業を訪れた。

初任給トップは、不動産投資・開発を手がける日本商業開発(3252)だ。支給額は50万円で、さらに月10万円の住居費手当てが付く。新入社員2人に初任給の使い道を聞くと、答えはそろって「親へのプレゼント」だった。

投資運用本部に配属された井上要さん(22)は、「両親とおすしを食べに行きたい」と両親と2人の兄にすしをごちそうする予定だ。予算は「1人あたり3万~4万円」(井上さん)。合計で15万~20万円と奮発する。同じ投資運用本部の伊集院ほのかさん(22)も「家に両親を招いて、ご飯をふるまいたい」と話す。両親には「5万円くらいのワインをプレゼントする」考えだ。両親を招くために自宅は2LDKと広めの家を選んだという。

■「知識を蓄えたい」

次に訪れたのは、東京・五反田にある貸会議室の一室。室内ではネットサービスを手がけるガイアックス(3775)などIT(情報技術)系企業7社が、新入社員向けの合同シェア研修会を開いていた。

研修の参加者18人の初任給は約23万~28万円ほど。同じくその使い道を尋ねてみると、ここでは親へのプレゼントよりも、自分のために使うと語る新入社員が多かった。

「自分の好きなことにお金を使いたい」

ダイエット食品や美容化粧品を開発するグラフィコ(東京・品川)の久保田真結さん(21)は、初任給を家具の購入費用に充てる予定だ。SNS関連サービスを手がけるアディッシュ(東京・品川)の夏目拓希さん(24)は「新生活のためのベッドマットを買いたい」と話す。ガイアックスの山之内稔真さん(23)も「社会人になり、知らないことが多いと気づいた。今のうちに本を買って、知識を蓄えたい」と語っていた。

1/3ページ

最終更新:4/27(土) 10:24
NIKKEI STYLE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフスタイルに知的な刺激を。
生活情報から仕事、家計管理まで幅広く掲載
トレンド情報や役立つノウハウも提供します
幅広い読者の知的関心にこたえます。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事