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勝つも涙、負けるも涙、B1残留プレーオフは北海道が横浜を制す

4/28(日) 3:05配信

月刊バレーボール&月刊バスケットボール

北海道が崖っぷちからの生還

 4月27日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館(神奈川)で開催されたバスケットボールB1リーグ残留プレーオフ、横浜ビー・コルセアーズ対レバンガ北海道の対戦は予想外の結末となった。レギュラーシーズンの後半戦で22連敗と屈辱的な記録を残し、最下位に終わった北海道は、勝ち方を忘れてしまったかのように、26日の残留プレーオフ第1戦でも最大20点差をひっくり返されて敗戦を喫していた。レギュラーシーズンから横浜に3連敗。しかも相手のホームコートとあって、横浜がこの日も勝利し、B1残留を果たすといったのが大方の予想だったと言えるだろう。しかし、結果は北海道が逆転で残留プレーオフ第2戦に91-89で勝利すると、続いて行われた前後半5分の特別ルールで行われた第3戦にも22-14で勝利しB1残留を決めたのだ。
 この日は、前日とは打って変わって北海道の日本人選手が躍動した。敗戦した第1戦では72得点のうち58得点を外国籍選手が獲得。日本人選手の得点は川邉亮平の6得点が最高。しかし、第2戦では関野剛平が15得点、桜井良太が12得点、さらに48歳のレジェンド折茂武彦、田嶋朝飛が7得点と続いた。第3戦でも桜井が4得点、そして野口大介が4得点と外国籍選手のファウルトラブルをカバーした。第3戦で勝利を決めた北海道の桜井の目には涙が流れた。昨シーズンの最終戦で左足首を骨折。今シーズン開幕から出場を続けたものの、ケガは完治しない状態で得点アベレージ3.9点と、かつて日本代表として活躍した男の実力とはかけ離れたパフォーマンスになっていた。痛みこそなくなってはいるものの、まだ万全ではない状況の中で、桜井はファウルを受け、跳ね飛ばされながらも果敢にゴールにアタックした。「日本人選手がもっと頑張らなければ勝てない」と、体を張ってチームを鼓舞した。満身創痍の姿で試合後記者の質問に答えた桜井「(36歳という年齢もあって)引退も頭をよぎりましたが、この状態で引退したくはありませんでした。自分が万全のコンディションで、それでも通用しなければ納得できるのですが」と苦しいシーズンを振り返った。

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