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元トランプ陣営の顧問、ロジャー・ストーンがストリップクラブに出演する理由

4/29(月) 15:55配信

Rolling Stone Japan

ロジャー・ストーンの広報が事情を語る

広告に登場していた「マダム・マンハッタン」ことクリスティン・デイヴィス氏とストーン氏は長い付き合いだ。デイヴィス氏が2010年と2013年、それぞれニューヨーク州知事選、ニューヨーク市会計監査官選に出馬した際、いずれもストーン氏が顧問を務めた。また彼は、彼女の末息子の名付け親でもある(ストーン氏いわく、両者の関係はプラトニックだそうだ。2018年8月Instagramの投稿で、彼にデイヴィスの息子との血縁関係を尋ねたとされるFBI捜査官を非難した)。

昨年、FBIは2016年の大統領選に絡んでストーン氏に対する捜査を開始。Guccifer2.0というハンドルネームの人物とのやり取りを中心に捜査が進められた。ストーン氏と親しかったデイヴィス氏は、ミュラー特別検察官の捜査で召喚を受け、2018年8月に大陪審の前で証言し、ストーン氏に対するFBIの捜査を「魔女狩り」と呼び、さらに「ロシア介入に関しては何も知らない」と証言した。また、1月にストーン氏がフォートローダーデイルで逮捕されたのとほぼ同時期に、FBIの家宅捜索を受けていた。

デイヴィス氏とストーン氏にはもうひとつ共通点がある。2人ともレイニー・スパイザー氏が広報を担当しているのだ。アダルト業界ではベテランで、数々のアダルト出演者の広報を担当するほか、有名コメディアンやラジオ・パーソナリティ数名もクライアントに抱えている。ストーン氏とは長年の友人でもある彼女はローリングストーン誌に宛てたメールで、現在ストーン氏の広報を担当していること、Southside Paper Moonから出演オファーがあったことを認めた。

「ロジャー・ストーン氏はヴァージニア州リッチモンドのジェントルマンズ・クラブに出演します。今回の出演は、彼が長年、何度となく訴えてきた言論の自由、憲法修正第1条、そして表現の自由と通じるものです。訴訟費用支援募金のために出演するのです」と彼女はストーン氏に代わって声明を発表した。なぜよりによってストリップクラブをブッキングしたのかという質問に対してスパイザー氏は、訴訟費用を募るにあたり「ジェントルマンズ・クラブに限らず、あらゆるところからオファーをいただいています」と答えた。「ただ、一般的にジェントルマンズ・クラブは、彼が支持する言論の自由、マリファナの合法化、LBGTQの権利に関心を示しているように思います」

たしかにストーン氏は以上3つの主義を公に支持してきたが、3つの主義を唱える人々の多くが、彼がかつてトランプ政権とつながっていたことを理由に、彼との関わりをきっぱり否定していることは注目すべきだろう。トランプ政権は報道の自由を容赦なく攻撃し、全国レベルでのマリファナ合法化を断固阻止し、反LGBTQ法案を推進している。

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最終更新:4/29(月) 15:55
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