ここから本文です

知らないとヤバい!大学入試の「英作文」事情

4/29(月) 9:00配信

東洋経済オンライン

2020年といえば東京オリンピックと同時に、教育界でも大きな変化が起こる年です。小学校では「英語」教育が義務化されますし、大学受験では大学入試センター試験の代わりに、大学入試共通テスト(いわゆる新テスト)が始まります。これは、大学受験業界では30年ぶりの大きな変化。それに伴って増加しているのが「自由英作文」です。この自由英作文をマスターするコツを、人気予備校講師の渡辺淳志氏に聞きました。

■ひたすら難進化を続ける大学入試英語

 少子化やそれに伴う18歳人口の減少、そして大学・学部・学科の新設、一部大学の定員割れや募集停止などのニュースが流れるようになりました。

 「大学全入」時代の到来などといわれ、浪人生も激減し、一部医学部などを除いて大学入試を突破することははるかに自分たちの頃よりも楽になっている、そんな印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

 ところが、予備校という場で講師として大学入試を突破するための指導を続けていると、上記のような印象とは真逆のことがここ20年間で起きていることがわかります。それは、入試問題の難進化ということです。この入試問題の難進化は、さまざまな論争があったあの「ゆとり教育」の時代もそのペースを落とさずに続きます。つまり、大学入試は1990年以降約30年間にわたり進化と難化を続けているのです。

 さらに言うと、私大入試に関してはここ数年、この入試問題の難化に私大定員の厳格化という事態が加わり、特に首都圏の人気私大の大学入試は文系・理系問わず厳しいものになってきています。

 つまり、大学入試はちっとも簡単になっていないのです。むしろ、入試問題の質が高まり、20年前、30年前と比べ、かなり過酷なものになっているといえるでしょう。

■大学入試英語は「超」長文化している

 さて、難進化を続ける大学入試ですが、英語はどのような変化を続けているのでしょうか。2017年の日本英語教育学会の全国大会(於島根大学)でもシンポジウムのシンポジストとして発表させていただきましたが、大きくまとめると次の3点に集約されます。

1/5ページ

最終更新:4/29(月) 9:00
東洋経済オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事