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長いGW10連休でたまる「危険ストレス」に要注意

4/29(月) 11:00配信

東洋経済オンライン

■メディアもSNSも一部分の切り取りでしかない

 こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

 今年のGWはかつてない大型連休となりましたが、楽しんでいる方がいる一方で、憂鬱な方も多くいると思います。長い休みは、さまざまなことを引き起こします。実際に、カウンセリングの現場でも、大型連休の後は、心の不調を訴える方が増えます。不調が起こる主な原因を知るとともに予防策を講じていただけたらと思います。

原因1:取り残され感
 世の中がお祭り騒ぎとなり、メディアやSNSなどで旅行やイベントの様子を発信し楽しんでいる方々を目にすることによって、自分だけが取り残された感じに陥る人は少なくありません。みんなが幸せそうに見えてしまい「お金がない」「パートナーがいない」「子どもがいない」「友達がいない」「趣味がない」などの気持ちがより一層強化され、落ち込んでしまうことが多いのも事実です。

 しかし、メディアもSNSも、ある一部分の切り取りでしかありません。ほんの一部分を見て、すべてそうだと思うのは間違いです。例えば、海外に向かう大勢の人を目にすれば、世の中の大半の人が海外旅行をしていると錯覚しがちですが、決してそうではありません。大手旅行会社が見込んだ今年の海外旅行者は、例年を上回る58万5000人ですが、それでも総人口1億2623万人のうちのたった0.46%にすぎません。99%以上の人は海外旅行に行かないわけです。

 もっと身近な例を挙げれば、嫌がる子どもに「いい写真が取れない」と叱りつけながらスマホを向けている親を観光地で何度も目にしたことがあります。

 さまざまな情報を拡大解釈して、「自分だけ……」と、落ち込むことのないようにしていただきたいと思います。

原因2:家族とのしがらみ
 家族といつもより長く顔を合わせることになると、普段のちょっとしたイライラが爆発しがちになります。また、久しぶりに親や親戚と顔を合わせる機会も増えるのではと思いますが、その折に、仕事や結婚、子育てなど、ライフスタイルに口出しされたり、価値観を押し付けられて衝突することも多いでしょう。

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最終更新:4/29(月) 13:24
東洋経済オンライン

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