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Jリーグ開幕から好調を維持するFC東京とサンフレッチェ広島に宮澤ミシェル「疲労の溜まる夏場をどう戦うかが、これからの見どころ」

4/30(火) 11:00配信

週プレNEWS

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第94回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、FC東京とサンフレッチェ広島について。Jリーグ開幕から好調を維持するこの2チームの強さの理由を宮澤ミシェルが分析する。

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平成から令和へ向かうゴールデンウィークのJリーグは、どのスタジアムにも大勢の観客やサポーターが詰めかけている。日本サッカーを昭和時代から知る者としては、これほどうれしいことはないし、新元号のもとではさらに多くの人を魅了するものへと進化してもらいたいなと思うよ。

そのJリーグで、開幕からFC東京とサンフレッチェ広島が好調を維持している。

FC東京は9節終了時点で唯一の無敗。J1リーグ戦の首位を走っている。この要因のひとつには、久保建英がフィジカル的に成長したことで、持ち前の技術の高さを存分に発揮していることがあるよね。

ただ、久保へ注目が集まるけれど、中心となってチームを牽引しているのは、間違いなく東慶悟だね。東の視野の広さやパスがあるから、最前線のディエゴ・オリヴェイラや永井謙佑が活きている。

永井はあのスピードがあるからDFにとっては厄介だし、相変わらずイージーミスもするけれど、目の覚めるようなスーパーゴールを決めちゃう。第4節の名古屋グランパス戦で決めたシュートなんて、すごかったよ。苦しい展開のなかで局面を一発でひっくり返せる武器があるし、チームの雰囲気をガラッと変えられる。やっぱり永井は貴重だし、だから魅力的に映るんだろうな。

東の後ろで守備と攻撃をつなぐ橋本拳人、高萩洋次郎の存在も見逃せないよ。開幕前は高萩の仕上がりに少し不安を覚えていたんだけど、さすがベテランだね。しっかりチームにフィットしてきた。橋本は3月の日本代表戦で代表デビューしたけれど、中盤の潰し屋としては欠かせない選手になったよね。

そして、なによりDFラインが安定しているのも大きい。森重真人とチャン・ヒョンスのコンビがいいね。昨年からの上積みもあって見ていて安心できるね。サイドバックは日本代表の室屋成の右は想定内だったけど、左に入る小川諒也がいいんだよ。元日本代表の太田宏介を控えに追いやるのもわかるプレーを見せてくれている。

攻守に充実しているから、FC東京がまだしばらくはJリーグの首位戦線を牽引していくだろうね。

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最終更新:4/30(火) 11:00
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