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令和時代に予想される年金改悪「3つのポイント」

5/1(水) 16:00配信

マネーポストWEB

 国民が“安心の定年後”を暮らすための「年金制度」は、平成の30年間で逆に“不安の種”となった。くわえて今後も年金制度を維持していくためには、国民にとってさらなる改悪は必至の状況だ。令和の時代に年金制度はどう変わっていくのか。

現在の年金制度の3つのポイント

 まずは現在の年金制度がどうなっているか、その基本を見てみよう。そもそも日本の年金制度は、「3階建て」と表現され、どの年金に加入するかは職業によって異なる。

【1】「第1~3号」で年金が違う

「第2号被保険者」と呼ばれるサラリーマンなどは「1階部分」の国民年金、「2階部分」の厚生年金に加入する。1階部分は加入期間の長さによって、2階部分は現役時代の報酬によって受け取れる額が決まる。公的年金ではない「3階部分」の企業年金を用意する会社もある。

 自営業者などは「第1号被保険者」で、20~60歳まで国民年金への加入義務がある。「2~3階部分」として国民年金基金があり、都道府県別や職業別に組織され、自由に加入口数や加入年数を選べる。

 サラリーマンや公務員の専業主婦の妻が「第3号被保険者」で、保険料の負担なしで将来、1階部分が受け取れる。

【2】受給は原則65歳から

 一部の特別支給を除いて、受給は65歳から。ただし、60~70歳の間で「繰り上げ・繰り下げ受給」を選べる。繰り上げると毎月の受給額は減額され、繰り下げで増える。

【3】働きながら年金をもらうと「支給停止」になる

 第2号被保険者は、働きながら年金を受け取る場合、給料との合計が28万円以上になると、在職老齢年金でカットされる(65歳未満の場合。65歳以上は46万円以上)。

これからの年金制度3つのポイント

 では、これからの年金制度はどうなっていくと予想されるか。3つのポイントを紹介しよう。

【1】「75歳受給開始」ほか改悪で受給額は大幅減

 上記で説明したような現在の「年金制度の基本」が、今後、大きく変わっていくのは間違いない。受給開始年齢の大幅な引き上げに先駆けて、まず、「75歳までの繰り下げ」が選択可能になる見込みだ。加えて、実質受給額のカットが進み、若い世代ほど大幅に減ることになるだろう。

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最終更新:5/1(水) 16:07
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