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女と口を狙え。日本マクドナルド創業者が実践した「ユダヤの商法」

5/1(水) 12:00配信

BEST TIMES

■口を狙え

 女性用品はたやすく儲かるが、これを扱うにはある程度の才能が必要である。商品の選択からセールスまで〝商才〟が必要だ。

 しかし、ユダヤ商法の第二の商品である『口』は、凡人でも、凡人以下の才能しかない人でもできる商売なのだ。『口』──つまり、『口に入れるものを取り扱(う商売』のことである。

 例えば、八百屋、魚屋、酒屋、乾物(かん ぶつ)屋、米屋、菓子屋、くだもの屋が、そうであるし、それらの食品を加工して販売する、料理屋、飲食店、レストラン、バー、キャバレー、クラブのたぐいもそうだ。極言すれば、口に入れるものであれば、毒薬でもかまわない。口に入れるものを扱う商売は、必ずお金が入ってくるし、儲かる商売なのである。

 口に入れるものを取り扱う商売が儲かることは、科学的にも説明できる。

 口に入ったものは、必ず、消化され、排出される。一個50円のアイスクリームも、一枚1000円のビフテキも、数時間後には廃棄物となって脱糞される。つまり、口へ入れられた〝商品〟は、刻々と消費され、数時間後には次の〝商品〟が必要になってくる。売られた商品がその日のうちに消費され、廃棄されていく。こんな商品はほかには存在しない。土曜日も日曜日も、一日の休みもなく稼いでくれるのは銀行預金の利息と、この『口に入れる商品』だけだ。だから、確実に儲かる。

 といっても、口に入れる商品は、女性用品ほど、たやすく儲けることはむずかしい。ユダヤ商法で、女性用品を『第一の商品』とし、口に入れる商品を『第二の商品』としている理由もここにある。

 ユダヤ人につぐ商才を持つ、といわれている華僑に、この第二の商品を扱う人が多い。ユダヤ商人が自らを「華僑より商才がある」としているのは、ユダヤ商人の多くは、第一の商品を取り扱っているからなのである。

■ハンバーガーで日本人を金髪に改造するぞ

 私はハンドバッグやダイヤモンドなどの、第一の商品を取り扱ってきたが、今年から第二の商品にも手を出した。『日本マクドナルド社』という会社を作り、そこの社長に就任したわけだが、この会社はアメリカ最大のハンバーガー・メーカーのマクドナルド社と提携して、日本人にハンバーガーを安く食べさせようという会社である。

 日本人は総体的に蛋白質のとり方が少ない。だから、背は低いし、体力がない。国際的な競争に打ち勝つには、まず、体力から作らなければならない。私がハンバーガーに手を出したのも、日本人の体質を変えようと思ったからでもある。

 日本人が肉とパンとイモのハンバーガーを、これから先、1000年ほど食べ続けるならば、日本人も、色白の金髪人間になるはずだ。私は、ハンバーガーで日本人を金髪に改造するのだ。

 欧米では、ネクタイ一本にしても、金髪で青い眼の人に似合う柄とか、褐色の髪にグレイの眼をした人に似合う柄だとか、髪の色と眼の色に合わせて、似合う柄がデザインされている。

 ところが、日本人は全員、黄色い肌に黒髪黒眼である。となると、似合う色は一色しかない。忠臣蔵の色──浅黄色という、水色。これしかない。デザインの分野が日本で発達しなかったのも、似合う色が一色しかなかったからだ。

 黄色い肌と黒髪黒眼の日本人は、典型的な一民族一国家である。こんな単純な国をコントロールできないような政治家や財界人では、世界制覇などは、夢物語にすぎない。

 日本人が金髪になる時こそ、日本人が世界に通用する人間になる時だ。日本人が金髪になる日まで、私は、一生懸命にハンバーガーを食べさせる。

〈『ユダヤの商法』より構成〉

文/藤田 田

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最終更新:5/1(水) 14:51
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