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TVから消えた小島よしおの現在…公園を回り絵本読み聞かせの日々

5/2(木) 12:00配信

BEST TIMES

■『おやすみロジャー』に対抗? 

  ここで、読み聞かせで使っている小島さん初の絵本『ぱちょ~ん』(ワニブックス)刊行の経緯も聞いた。なんとコンセプトはあの大ベストセラー『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』(飛鳥新社)から来ていたのだとか! 

「ワニブックスさんにお話をいただいて、みんなでアイデアを練りました。そこで、“夜の寝かしつけ”ということでは『おやすみロジャー』というのがあるけど、じゃあ逆に寝起きが悪い子供も結構いる。じゃあ“朝元気になる”というコンセプトでこちらは作ってみましょうという話になって。で、朝家を出るまでの動作を擬音であらわしてみたらどうだろうと」

 絵本を開き擬音にあわせて子供たちは体を動かす。たとえばこんな感じだ。本能に訴えかける表現だ。

・「ぱちょ~ん」⇒めをひらこう

・「そころぽーん」⇒うでをのばそう

・「ずんがりばっこーん」⇒あしをのばそう

 書名でもある、「ぱちょ~ん」はじめ、擬音はほぼ書き下ろしだという。

「『そんなの関係ねえ!』と『おっぱっぴー!』をのぞいて、全部オリジナルのものを考えました。ちゃんとネットで似ているものがないか調べて(笑)」

 苦心の末、完成した本作だが子供たち、親御さんたちの反応も上々。

「正直、出来上がるまで不安でしたよ。でも本が出た後お蕎麦屋さんで、たまたまそこにいた子供たちに、持っていた『ぱちょ~ん』を見せたんです。こういう絵本があるよ、と言って。で、絵本に僕の声が再生されるQRコードがのってるんですけど、それを読み込んだらめっちゃウケたんですよ。えっこれ本当にウケるんだ、と(笑)。あと、子供を持つぼくの同級生からも、『本当に朝起きるようになったんだけど』と言ってもらって。そんなに効果があるんだ、とまたびっくりしてます。本当にいい絵本になったなと」

 ひとりでも多くの読者に届けるため、ひとつでも多くの笑顔に出会うため。今日も小島さんはカバンに絵本を詰め込み、地道に公園回りを続ける。

取材・文:竹林徹(BEST T!MES)

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最終更新:5/3(金) 7:39
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