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浅野忠信率いるSODA!を吉田豪が直撃「バンドの運気が上昇している」

5/2(木) 12:30配信

Rolling Stone Japan

俳優の浅野忠信(Vo)が率いる4人組ロックバンド、SODA!をプロインタビュアーの吉田豪が直撃。メンバーの高松優(Gt)、松丸裕二(Ba)、村山尚也(Dr)も交え、通算5作目となるニューアルバム『MELODY!』や、浅野の音楽/人生観を掘り下げてもらった。

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─御無沙汰してます! 浅野さんと最後にお会いしたのは18年前なんですよね。趣味が近そうなんで、ボクのオススメ漫画を貸すというのが企画になったりして。

浅野:『ばらの坂道』とか。

─そうそう、ジョージ秋山先生のレア作品とかお貸しして。

浅野:「きちがいだから、きちがいだから」ってページがあるんですよね(笑)。

─完全にどうかしてる大好きな作品です(笑)。それっきり接点もないままだったんですけど、SODA!のメンバーの方々と会うのは初めてなので、浅野さんから紹介してもらえますか?

浅野:僕はずっと横浜で生まれ育って。磯子高校っていうローカルな高校に通っていて、その隣に釜利谷高校っていうのがあったんですよ。当時はバンドブームじゃないですか。僕もそうだし、釜利谷に通っていた彼(松丸)もバンドをやってて。そのへんの地域の学校はよく一緒に対バンイベントをやってたので、そこから今のバンド仲間とも知り合って、一緒によく遊ぶようになると。

松丸:それで一緒にバンドをやることになって。

浅野:SAFARIっていうバンドをこの3人(浅野、松丸、高松)とブライアン・バートンルイスでずーっとやってたんですけど、その流れでファンクバンドもやろうとなり、この2人に声をかけて組んだのがSODA!。あと、SAFARIとして対バンツアーを回ってたときに、COKEHEAD HIPSTERSのメンバーでLO-LITEというバンドもやってた村山と意気投合して。彼にドラムをお願いしました。

─じゃあ横浜のハードコア仲間な感じだったんですか? PILE DRIVER周辺というか。

浅野:そうですね、まさに!

─浅野さんが組んでいたPEACE PILLは、ボクもCDを結構買ってて。

浅野:ありがとうございます!

─その頃から浅野さんの音楽活動は、基本的に難解なことをやってるイメージだったんですよ。

浅野:ハハハハハハ!

─で、SODA!もいわゆるハードコアな方々との対バンが多いから、そういう音かと思ったら全然違うじゃないですか。

浅野:そうなんですよ。そっち経由の話で言うと、当時それこそPILE DRIVERとかとつるんでた頃、新宿アンチノックにTHE FOOLSが出たんですよ。THE FOOLSってハードコア周辺の人からすると、やっぱりサウンドはロックじゃないですか。それを観た時に、「ハードコアと同等のパワーで、ロックンロールバンドをやってる人がいる!」と衝撃を受けて。

─ハードコアを通過したロックンロールなんですよね。

浅野:「あっ、こういう事できるんだ!」と思って。あの人たちとやるには、対等のエネルギーを出さないと認めてもらえないんで。そういう意味では、SODA!はそこをかなり意識してます。ハードコアとかパンクっていうものをサウンドの面で打ち出すんじゃなくて、フィーリングの部分で同等のエナジーで立ち向かって、一緒にやるっていうのは重要でしたね。

─THE FOOLSはハードコアと対バンやっても、本当に何の違和感もないバンドですよね。

浅野:バッリバリですもんね。

─ハードコアと同等の不良の匂いもするバンドですからね。これは勝てない!っていう悪い空気が出ていて(笑)。

浅野:実際、悪い人たちでしたしね(笑)。何人も亡くなっちゃってるし。

─そこが発端だったんですね。

浅野:あの衝撃はデカかったです。パンクとかハードコアをそれっぽいファッションやサウンドでやるのは、まあ楽しみやすいとは思うんですけど。そうじゃない形であのシーンでやるとなったら、それ相応でいかないと食らっちゃうんで。

─SODA!でハードコアの方々と対バンしても、違和感はそんなに出ないですか?

浅野:おかげさまで、いい意味で揉まれてきたっていうか。今はもう抜けたんですけど、KATSUTAさん(元鉄アレイ~元EXTINCT GOVERNMENT)とバンドをやってたこともあるので。

─Rのことですよね。すごいことになってるなーと思ってました(笑)。

浅野:そこから、SODA!もKATSUTAさんの「KAPPUNK」に呼んでもらって。こっちのエネルギーがピュアだから、パンクの人も喜んでくれるんですよね。そうするとやり方もわかったというか。やっぱ、動じないことが大事だったんだなって。そこからは全然大丈夫です。

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最終更新:5/2(木) 12:30
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