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「旨味」でダイエット成功するための11のカギ

5/6(月) 19:00配信

Tarzan Web

1. 旨味を活かせば油と糖が少量でも満足できる

カロリー密度(CD)の低い食事で無理のないダイエットを行う日本版ボリュメトリクスを成功へと導く隠し味がある。それは食事の旨味を活かすこと。

「旨味は美味しさに火をつけるブースターの役割がある。糖質と脂質の摂りすぎは肥満の元ですが、旨味があれば少量の糖質と脂質でも満足感が高まり、食べすぎが未然に防げます」と語るのは、旨味研究に熱心に取り組む予防医学者の石川善樹さん。

旨味は甘味、塩味、苦味、酸味と並ぶ5つの基本味の一つで、食べ物の深い充足感の決め手となる。食事は心もお腹も満たすのが鉄則であり、そうでないとボリュメトリクスも続かない。ここから旨味を活用してボリュメトリクスを成就させるための真実を探求していきたい。

2. あらゆる食べ物に旨味が入っているわけではない

旨味というと、和食の出汁を取るのに用いられる昆布のグルタミン酸、カツオ節や煮干しのイノシン酸、干しシイタケのグアニル酸などが挙げられる。

でも、旨味を含むのはこれらの限られた食材だけではない。たとえば、グルタミン酸はトマト、ブロッコリー、白菜といった野菜の他、パルメザンチーズや緑茶にも含まれる。旨味がない食材の方がむしろ少数派だから、食材本来の味わいを引き出す自然体の料理を心掛けると満足感が高まり、過食が防げる。

例外的に旨味がまったく入っていないのが、植物油と真っ白な砂糖(精白糖)。アブラと砂糖はカロリー密度が高いうえに旨味がなく、いくら食べても脳が満たされないため、食べすぎに陥って肥満を招きやすい。アブラと砂糖がとくに多い加工食品やファストフードは控えよう。

3. 口の中が乾くと旨味を感じにくく太りやすい

口の中がネバネバしたり、口臭を感じたりしたら、唾液の量が少なくなっている危険信号。唾液が減ると、口腔内の細菌が増えてネバつきや口臭が起こってくる。何らかの原因で唾液が減り、口の中が乾燥するドライマウスに悩む人は全国でおよそ800万人に上るとされる。

「唾液には、旨味の元となるグルタミン酸が含まれており、食べ物の旨味との相乗作用で美味しさを高め、満足感をアップさせます。唾液が減って口の中が乾燥すると、旨味を感じにくくなり、満ち足りた感じが得られずに食べすぎたり、旨味の代わりにアブラや糖質を求めるようになったりするため、肥満につながる恐れがあります」

ドライマウスだと虫歯や歯周病にも罹りやすいから要注意だ。

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最終更新:5/6(月) 19:00
Tarzan Web

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