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宮澤ミシェルが間近で感じた西野朗という男の魅力「一番驚いたのは、飛行機嫌いだったことだよ(笑)」

5/7(火) 11:00配信

週プレNEWS

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第95回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、日本代表監督やガンバ大阪の監督などを務めた西野朗氏について。今年2月末にスペインでの解説の仕事で行動を共にしたことによって、宮澤ミシェルが思っていた西野氏への印象が変わったという。

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今年2月末に西野朗さんと一緒にクラシコの解説の仕事でスペインに行ったんだけど、もうイメージが全然違ってさ。カワイイ一面を見ちゃったら、いままで以上に好きになっちゃったんだよね。

西野さんはボクより8歳年上で、ボクからしたら子どもの頃から知っている人なんだ。高校サッカーのアイドルでもあったしね。それに、ボクが日本サッカーリーグでプレーし始めた1986年から、西野さんが現役を辞める1990年までは、チームは違うけれど選手同士でしょ。

それこそ西野さんが監督として柏レイソルやガンバ大阪などを率いた頃は、何度も取材させてもらったし、W杯ロシア大会の日本代表監督になってもつぶさに見てきた。だから、勝手に「いつもサッカーのことを真面目に考えている人なんだろうな」と思っていたんだよね。

でもさ、行き帰りの飛行機も含めて5日間ほど今回の仕事で一緒に行動して、意外な一面を知ったら、全然思っていたイメージとは違っていたんだよ。

ボクの中では、西野さんは冗談のひとつも言いそうにない厳格なイメージがあったんだ。でも、スペイン国内の取材をコーディネートしてくれた若いスタッフには初対面なのに、いじって笑わせてさ。きっちり笑いのツボを押さえていることにもびっくりしたんだよね。

監督のなかには、ジョークや笑いで選手たちとコミュニケーションを密にするタイプの人もいるけれど、西野さんにはその印象がなかったからね。でも、初対面の人たちが多い仕事だからこそ、みんなが打ち解けて働けるようにという気遣いは、やっぱり監督業をしてきた人ならではなのかな。

一番驚いたのは、飛行機嫌いだったこと。日本からの行き来や、ヨーロッパ内の移動は飛行機だったんだけど、降りるたびに「世話を焼かせやがって」って言うんだよ。たいして飛行機は揺れなかったのに、だよ。

選手や監督として数えきれないくらい飛行機に乗っている人で、しかも、奥さんは元キャビンアテンダントだっていうんだから、カワイさが増すんだよな。

奥さんからは毎回、「そんなに私たちに信頼がないの」って言われるらしいんだけど、怖いものは怖いよね。ボクは平気だけど、あんなデカイものが空を飛ぶのは、やっぱり不思議だもん。

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最終更新:5/7(火) 11:00
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