ここから本文です

貴乃花、460億円詐欺「KING」の酒席に同席か? 「足代は30万円」の証言も

5/8(水) 5:58配信

デイリー新潮

 昔、大阪谷町筋に相撲好きの外科医がいた。彼は相撲取りから治療費を取らなかった。そこから、スポーツ選手などを金銭的に支援する者を“タニマチ”と呼ぶようになったという。さて、時は平成、場所は大阪北新地。この男は果たして大横綱のタニマチだったのか。

「親方はスーツ姿でした。KINGに“誰だかわかるだろ。挨拶しとけ”と言われて。そこにいた会員さんたちも“おやかたー!”って握手したり、一緒に写真撮ってもらったり……」

 そう振り返るのは、銅子(どうこ)太郎氏(仮名)。先頃、詐欺で逮捕・起訴された「テキシアジャパンホールディングス」の銅子正人会長(41)、通称“KING”の養子である。詳しい経緯は省くが、彼の実の父親も銅子に騙された被害者で、銅子の逃亡を防ぐ目的で養子縁組したのだとか。養子となった後は、銅子の運転手兼ボディガードを務めていた。

 そんな太郎氏が初めて貴乃花親方(46)に会ったのは2014年の大阪場所、つまり3月頃のことだった。場所は新地のサパークラブ「O」。ステージのあるこの店では、毎夜のようにKINGと幹部、会員たちがカラオケに興じていた。

「貴乃花はKINGと同じボックスに黙って坐っていました。誰かが来たらニコッとして、簡単な受け答えをする程度。まるでお人形みたいでした」

 その後も太郎氏は、「O」やカラオケ店「F」などで目撃したという。

「KINGが“今日は東京から来てくれるんだ”と言っていたこともあったので、KINGに呼ばれてわざわざ東京から大阪まで来ていた時もあったようです」

 さらに、

「KINGは貴乃花に“今日の足代、ホテル代です”と言って30万円くらい手渡ししていました。KINGの鞄には常時1千万円くらい現金が入っていました。基本的にKINGは封筒を使いません。親方にも裸で渡していました」

一番のビッグネーム

 これらが事実なら、KINGは貴乃花の上等なタニマチだったと言えるだろう。だが、そのタニマチは、総額460億円に及ぶ巨額詐欺事件を起こしていたのだ。有名人ゆえ見知らぬ場に引っ張り出されることもあろうが、どうやら体よく詐欺の“小道具”として利用されてしまったようなのだ。

 なお、貴乃花に取材を申し込むと、代理人を通して、

「事実無根である」

 と答えるのみだった。

 しかし「テキシア」で“ディレクター”なる職にあった幹部もこう明かすのだ。

「KINGは僕たちを刺激するために芸能人を呼びましたが、一番のビッグネームは貴乃花親方でした」

 件の「O」の階下にあるクラブ「A」でも、2人を見たことがあるという。

「あるとき、僕らディレクターが6、7人、『A』に集められて飲んでいたとき、KINGが“お前ら、誰か会いてぇ奴いねぇの? だいたい誰でも会えっからよ”と言って電話をし始め、“もしもしコージ? 大阪にいんの? なら来いよ”なんて言って、半時間後に本当に貴乃花が来たことがありました。ただ、正直、そんなに親しそうではなかった。本当に本人に電話していたかも怪しいものです」

 先日、絵本作家になる夢を明かした貴乃花。この体験を悪役の描写に生かしてはいかがか。

「週刊新潮」2019年5月2・9日号 掲載

新潮社

最終更新:5/8(水) 10:30
デイリー新潮

記事提供社からのご案内(外部サイト)

デイリー新潮

新潮社

「週刊新潮」毎週木曜日発売

「デイリー新潮」は総合週刊誌「週刊新潮」が発信する最新の話題に加え、専任取材班による綿密な取材に裏打ちされた記事を配信するニュースサイトです。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事