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親に捨てられ酒浸り…辛辣なユーモア冴える映画『ドント・ウォーリー』

5/9(木) 20:00配信

ananweb

その物語の陰翳をより深くしているのが、作品誕生の背景。もともとはロビン・ウィリアムズが映画化を熱望していたというジョンの半生。『グッド・ウィル・ハンティング』で組んだガスが、その遺志を継ぎ、『誘う女』以来23年ぶりのコラボとなるホアキン・フェニックスがジョンを演じることに。

ホアキンの兄リバーも、どことなく孤独を感じさせる瞳で『マイ・プライベート・アイダホ』を特別なものにしていた存在。物語の底流にどこか喪失感を覚えずにはいられないのは、ジョン自身が抱く二度と会えない人たちへの思いのみならず、監督と主演俳優が抱いている大切な人たちへの思いと存在を感じずにいられないからかもしれない。

ある意味、ガス・ヴァン・サント組集結と呼びたくなる。

Information

『ドント・ウォーリー』 監督・脚本/ガス・ヴァン・サント 出演/ホアキン・フェニックス、ジョナ・ヒル、ルーニー・マーラ、ジャック・ブラック、マーク・ウィーバーほか 5月3日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

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文・杉谷伸子

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最終更新:5/9(木) 20:00
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