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実はあなたも歯周病!?進行させないためのポイントを押さえておこう

5/9(木) 12:09配信

OurAge

歯周病は「世界で最も感染者数が多い病気」と言われる。しかも歯のトラブルだけでなく、全身のあらゆる部分に悪い影響を及ぼすことがわかっている。しかし残念ながら、歯周病は根治はできないという。歯周病と診断されたら、セルフケアと定期ケアを一生続ける必要があるし、重症の場合は手術も必要だ。

自覚のうすい歯周病を、生活の中で進行させないためのポイントを、歯科医師で歯周病専門医・指導医若林健史さんと、薬剤師・歯科医師の梁 洪淵さんにうかがった。

まず大事なのは次の4つの項目。
●セルフの歯磨きに加え、最低でも半年に一度は歯科メンテナンスを!
●ペットとのキスは要注意。歯周病菌を交換している。
●口呼吸は歯周病になりやすくなる。鼻呼吸を!
●よくかみ、よく笑い、よく話して、唾液を出す

以上に加え、次の3つの項目にも気を付けたい。

■更年期ケアは歯周病ケアにもなる
「骨粗しょう症をはじめとして、糖尿病、高血圧、動脈硬化、肥満など、更年期から起こる女性の体の問題と歯周病で起こる体の問題は重なります。更年期はある意味、体質が大きく変わって低迷しやすい時期。この時期に歯周病になれば、更年期の症状も加速してしまうということです。逆もまた同じです。だからこそ、歯だけでなく、更年期のケアも見直していく。両輪で考えることで、プラスに働くことも増えてくるのです」(梁先生)

■甘いものはダラダラ食べない。量を決めて
「糖分が高い食べものは、プラークを形成する細菌の働きを活性化させてしまいます。また、クッキーやクラッカーなどは歯に付着しやすいという問題点もあります。また、ダラダラ食べは、長時間食べものが口に入っている状態です。口腔内は、唾液を分泌して菌を浄化する働きを持っていますが、絶えずお菓子を口に入れていると、自浄作用が追いつかず、悪玉菌を増殖させてしまいます。食べてすぐ磨く、が正解です」(若林先生)

■喫煙は歯周病の大敵! 即禁煙を
「タバコの煙には有害物質が大量に含まれ、その数は、200~300ともいわれます。発がん性なども問題視されますが、実は歯周病にも悪影響を及ぼします。アメリカ公衆衛生局のデータによると、喫煙習慣がない人を1とした場合、歯周病にかかる危険は、1日10本以上の喫煙で5.4倍、10年以上吸っている人だと4.3倍にもなり、さらに歯周病自体も重症化しやすいといわれています。禁煙は歯周病のためにも必須です」(若林先生)

イラスト/内藤しなこ 取材・原文/伊藤まなび

最終更新:5/9(木) 12:09
OurAge

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