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「この世界の片隅に」上映イベント相次ぐ。12月の“長尺版”公開に高まる期待

5/10(金) 12:39配信

旅行読売

 名作アニメーション映画「この世界の片隅に」の“長尺版”が今年12月20日に公開されることになった。これに関係して現行版の上映イベントが相次いでいる。

 まず3月29日に東京都新宿区の「テアトル新宿」で、“長尺版”「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」公開日発表イベントが開催された。イベントでは、片渕須直監督が、「完成しました、というご報告ができず、本当に気合と根性がないとこの場に立てないのですが、今日は宜しくお願いします。」と挨拶。真木太郎プロデューサーが、「今日は、監督に公開日を言わせるというあまりないイベントですね」と語りかけると、観客席からはなごやかな笑い声があがった。
 昨年7月には、“長尺版”の公開は「2018年12月」といったん発表された。片渕監督は「頑張ればなんとかなるという意気込みがあった」と振り返りつつ、完成がかなわなかった経緯を説明。「せっかく前作を気に入って頂いた皆様に、急いで変なものをお見せするわけにはいかないと思い、このような流れになってしまいました」と述べた。

 その後の公開延期発表を経て、この日は新カットで構成された予告編「特報第2弾」が披露され、「2019 12 20」の文字が現れると、場内では歓声と拍手がわき起こった。
 真木プロデューサーは、新プロジェクトとして「応援チーム」の募集を5月下旬ごろから開始する、と発表した。片渕監督は「もともと『この世界の片隅に』では、制作資金を募るクラウドファンディングに参加していただいた約2,200人の方々のお名前がエンドロールに載っています。しかし、映画が公開されてからも、ほんとうにたくさんの方が応援してくださった。そんな方々のお名前もエンドロールに載せることはできないだろうか、という思いがありました」とコメント。
 
 エンドクレジットに名前を掲載できる「応援チーム」プロジェクトでは、参加者は、自分の名前が入った名刺を友人や家族に配って映画を「応援」する。名刺の制作費や発送費などの実費は参加者が負担する形となるが、観客との絆を大切にしている片渕監督ならではのプロジェクト発表に場内は歓喜に包まれた。
 イベント後、会場では、現行版「この世界の片隅に」が上映された。同様の公開日発表イベントは広島市、呉市の映画館でも行われた。

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最終更新:5/10(金) 12:39
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