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鳥にパンを与えてはいけない

5/10(金) 22:10配信

ライフハッカー[日本版]

パンを鳥にあげてはいけない理由

1. パンは鳥の自然な食べ物ではない
おそらくBarber氏は、飢えた鳥にパンを与えることを、何も与えないよりはましなことだと考えているのでしょう。

おそらくですが…。

だとしても、私たちの多くは、飢えた鳥を見分ける訓練を受けてはいませんし、ガチョウの群れがあなたの足元に殺到したからといって、彼らが飢えているとはかぎりません。

ガチョウはただ、そこへ行けば食べ物にありつけることを知っているだけなのです。そして、そのことが、また別の問題を引き起こしています。

それは、カナダ野生生物連盟が警告したように、鳥たちが採餌本能を失ってしまうという問題です。

アヒルは、自然環境では、昆虫の幼虫や水生生物、小魚、両生類、種子や水生植物など、栄養価の高い食べ物を食べています。パンやチップス、ドーナツ、ポップコーン、クラッカーなどの食物は、栄養価がほとんどありません。

定期的にエサを与えられているアヒルは栄養失調になったり、仲間同士で攻激的になったり、採餌本能を失ったり、人間への自然な恐れを失ってしまいます。

たとえ栄養的な問題が小さかったとしても(実際はそうではありませんが)、鳥に与えられる包括的な影響は決して良いものではありません。

2. 食べ残しのパンも悪い影響を与える

鳥が池や湖に住んでいて、頻繁にエサを与えられていると、別の問題が発生する可能性があります。

クチバシについばまれなかったパンは大気中に蒸発したりはしません。清掃作業員もいません。食べ残されたパンは水の中に溜まっていきます。

カナダ野生生物連盟は、このパンが藻の繁殖につながると指摘しています。ABC Radio Perthは、水中の栄養レベルが高まることで、土壌中に鳥類のボツリヌス中毒をもたらす細菌が繁殖するという、さらに深刻な状況をレポートしています。

Belmont Councilの環境コーディネーター、Nicole Davey氏は、鳥にパンを与えることは水中の栄養レベルの上昇につながり、ひいては鳥類のボツリヌス中毒の原因となる土壌細菌の増加につながると述べた。

「鳥が泥の中にいるカタツムリやワームを食べることで細菌に感染し、細菌が放出する毒素によって麻痺が生じ、最終的には死に至ります」と同氏は語った。

鳥の食餌を混乱させるだけでなく、鳥の生態系や、そこに住む大小さまざまな生き物にも混乱をもたらすのです。

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最終更新:5/10(金) 22:10
ライフハッカー[日本版]

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