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『映画 賭ケグルイ』でも怪演! 気になる個性派俳優・矢本悠馬

5/10(金) 11:00配信

CREA WEB

 映画『ちはやふる』の“肉まんくん”など、いま気になる個性派・矢本悠馬。衝撃の映画デビューを果たし、一度は離れた役者の道を歩み続けている理由とは? 

 現在公開中の『映画 賭ケグルイ』でも怪演している彼の活動を振り返ります。

初出演映画の演技が評価されるも……

――03年、『ぼくんち』で、観月ありささん演じるヒロインの息子役としてデビューされますが、オーディションを受けた理由は? 

 当時は10歳ぐらいだったんですが、親が勝手に応募して、「え、映画のオーディション?」ぐらいの気分で、よく分からないままオーディションに連れていかれたんです。でも、負けず嫌いな性格なので、それに後押しされて、さらに「やってやるぜ!」みたいに変わっていきました。

――ちなみに、当時の矢本さんの夢は? 

 ダウンタウンさんが好きだったこともあって、お笑い芸人。学校の友だちとコントもやっていました。あとは、自分が想像していることを描くのが好きだったので、マンガ家になろうと思っていました。

――初めての映画出演での堂々とした演技は、当時評価されましたが、その後、芸能界から離れました。その理由は? 

 現場で芝居するのは楽しかったんです。『ぼくんち』の効果もあって、(NHK朝ドラ)「てるてる家族」にも出させていただいたんですが、それを学校でイジられたり、イロモノ扱いされるのがキツくなってしまったんです。そのこともあって、役者になるという発想はまったく浮かびませんでした。それは親もすぐに認めてくれて。

ふたたび、役者の道へ

――その後は、どういう道に進むという将来のプランに? 

 大学にも行きたくなかったし、ずっとやりたいことが見つからなかったんです。それを理解してくれた両親が「東京の専門学校に行って、好きなものを見つけてこい」と言ってくれ、そのなかで“俳優”というキーワードが出てきたことで、舞台芸術学院という専門学校に入学しました。

――それで、ふたたび俳優への道に進もうと決心されるわけですね。

 いやいや。入ったばかりの頃は、慣れない発声練習とかバレエダンスをやっていたことで、恥ずかしいし、すぐにでもやめたかったですね(笑)。周りは学校の演劇部出身やダンス経験者ばかりですから、普通の高校生活を送っていた自分とはまったく話が合わないし、どこか場違いな感覚もありました。

――卒業後、11年より劇団・大人計画に研究生として参加します。

 専門で2年生になると、みんな事務所や劇団に入ることを目標にするなか、大人計画はみんな受けていたし、先生も勧めていたんです。当時の自分は卒業後に、大学に行って、普通の職業に就くつもりだったんですが、“記念受験”で受けたら、受かってしまいました(笑)。

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最終更新:5/10(金) 20:15
CREA WEB

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