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男性も10歳若返れる 肌を老けさせる12の習慣を知る

5/12(日) 10:12配信

NIKKEI STYLE

スマホの画面を曇らせる顔のギラつき、シワやシミ、たるみは、どれも同じ原因で起きている。老け顔をつくり出す原因を知り、改善すれば、肌年齢を10歳下げることも夢ではない!

◇  ◇  ◇
額はギラギラ、ほほはザラザラ。シワやシミが目立つ。加齢とともに、そんな変化が肌に起きていないだろうか。男性ホルモンの影響で男性の肌は女性より皮脂分泌が盛んだが、それ以外は肌に「性差」はない。

「男性ホルモンが減少すると皮脂分泌も減るため、40代以降、男性の肌は急激に乾燥しやすくなる。おでこや小鼻の周りはギラつくのに、肌がカサカサしているのは必要なケアをしていない表れ。加齢に伴ってシミやシワがどんどん増え、年齢より老けて見えてしまいます」と、青山ヒフ科クリニック院長の亀山孝一郎さん。

そもそも、肌老化は複数の要因で起こるが、最も大きいのが紫外線によるダメージだ。

肌は真皮、表皮、角質の3層構造でできており、肌の弾力は真皮内のタンパク質であるコラーゲンとエラスチンによってもたらされる。いわば、コラーゲンとエラスチンは肌のハリを保つ、大事なクッション材なのだが、紫外線によって壊されてしまう。

「若いうちは、壊される量が体内でつくられる量より少ないのでダメージは明らかではありませんが、加齢で産生力が落ちると、真皮のコラーゲンとエラスチンが減って、肌表面のハリを支え切れなくなり、シワやたるみを引き起こします」


紫外線はさらに、体内のメラニン色素を活性化し、シミをつくる。

■脂肪のとり過ぎやストレスも肌を老化させる

また、加齢によって皮膚の再生能力が落ちると、肌表面の潤いを維持する保湿因子が減ってしまい、乾燥しやすくなる。「それをカバーしようと皮膚が余分な皮脂を出すために、『脂ぎっているのにカサついた肌』になる」

最新の肌研究で、肌の内部には慢性的な炎症が起こっており、それが肌老化を促進することも分かってきた。「炎症は、生命活動で生じた酸化タンパク質などの老廃物を消去するための生理反応ですが、それが同時に、コラーゲンやエラスチン、表皮の肌細胞などの正常なタンパク質も、巻き添え的に壊してしまう」。脂肪のとり過ぎやストレスは、肌内部の炎症に拍車をかける要因となるという。

とはいえ、肌は新陳代謝を繰り返す臓器でもある。「老化を加速させている要因を取り除き、生活習慣を改めれば、肌を今より若返らせることは十分可能」と亀山さん。

鍵は「肌の汚れを確実に落とし、保湿するスキンケア」「徹底した紫外線対策」「食事や運動などの生活習慣の改善」だ。明後日(2019年5月13日)公開の記事で、具体策を見ていこう。

(文 籏智優子、写真 スタジオキャスパー、イラスト 村林タカノブ)

亀山孝一郎さん青山ヒフ科クリニック院長。北里大学医学部卒業。ビタミンCとニキビ、オイリー肌との関係を分析した、「ビタミンC療法の権威」としても知られる。

岡部美代治さんビューティサイエンティスト。大手化粧品会社で商品開発に従事後、独立。科学的知識に基づく美容情報を、講演会やセミナーで精力的に発信している。
[日経おとなのOFF2018年11月号記事を再構成]

最終更新:5/12(日) 12:15
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