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【MLB】1球に2分5秒かかる!? “長すぎる投球間”に米非難続々「なぜ審判はこれを許す?」

5/12(日) 12:19配信

THE ANSWER

Dバックス―ブレーブス戦で珍事、観客ブーイング「競技がファンを失う理由だ」

 米大リーグで投手が1球を投げるのに2分5秒をかけるという珍事が発生。投手も打者も捕手もそれぞれが時間をかけてしまい、米関係者が実際の“長すぎる投球間”を動画付きで公開すると「なぜ審判はこれを許すの?」「競技がファンを失う理由だ」などと非難を呼んでいる。

【動画】「なぜ審判はこれを許す?」と米非難続々! 投げない、なかなか投げない…ブーイングも起きた“長すぎる投球間”の実際の一部始終

 投げない、なかなか投げない。“間”で脚光を浴びたのは、ダイヤモンドバックスのザック・グリンキー投手だ。10日(日本時間11日)のブレーブス戦、1-1で迎えた7回1死一、二塁のピンチの場面だった。6番アルビースに対し、カウント2-2から投じた5球目が外れ、フルカウントとなった。ここから長い長い投球間が訪れた。

 四球を出せば満塁になる。絶対に歩かせられない勝負所。バッテリーも慎重になる。投手のグリンキーは捕手のサインに2度首を振る。ここまで25秒、間を嫌ったのは打者のアルビースだ。一旦タイムを取った。打席を外して仕切り直すと、集中力を高めた。ここまで50秒。すると、今度は捕手のマーフィーがマウンドに駆け寄ろうとしたが、グリンキーはこれを拒んで追い返した。

 またも仕切り直し。しかし、グリンキーはサインに再び首を振ると、意識が統一できない捕手はしびれを切らしてタイムを取り、マウンドに歩み寄った。この時点で1分20秒。これには本拠地のファンから思わずブーイングが沸き起こった。内野陣も集まり言葉を交わし、バッテリーが守備位置に就くと2分を経過。ようやく投じた変化球で左飛に打ち取り、長い長い1球は終わった。

米メディアも皮肉「19年ケンタッキーダービーの優勝タイムを上回る」

 MLBと米スポーツ専門局「ESPN」で投球分析を行っているロブ・フリードマン氏は自身のツイッターで「ザック・グリンキーが投球間に2分以上かける」と動画付きで公開。すると、目の当たりにした米ファンも驚いた様子でコメントを返信している。

「競技がファンを失う理由だ」「なんてこと! なぜ審判はこれを許すの?」「この映像のすべてが嫌い」「悲しい」「こんなナンセンスを相手に打つことになったら、1球ごとに靴ひもを結び直すよ」「完璧とは時間がかかるものなのさ…」など、試合時間短縮が長年の課題となっている野球とあって、否定的な声が相次いでいた。

 米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「FOR THE WIN」も「スポーツで最高に、そして最低にエキサイティングな2分間」と見出しを打って特集。「マウンドとバッターボックスの馬鹿げた連鎖により、投球間の遅延は2分5秒に及んだ。19年ケンタッキーダービーの優勝タイムを上回るものだ」と皮肉たっぷりに紹介している。

 結局、この回は無失点で切り抜け、7回1失点で降板したグリンキー。勝ち負けはつかなかったが、試合は1-2で敗れた。

THE ANSWER編集部

最終更新:8/3(土) 1:36
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