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【平成スポーツカー図鑑 34】三菱ランサーエボリューションVII(CT9A型)はAYCとACDの協調制御でかつてない走りを実現(平成13年)

5/13(月) 6:50配信

Webモーターマガジン

ランエボ史上初のAT車も設定された

平成が終わり、いよいよ新しい時代である令和がスタートした。そしてお届けするのは平成に誕生した記憶にとどめておきたいスポーツカーを紹介する連載企画。第34回は第3世代に進化した「CT9A型 ランサーエボリューションVII(平成13年<2001年>2月発売)」だ。

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平成12年(2000年)にデビューしたランサーセディアをベースに、翌年に発売されたランサーエボリューションVIIは、熟成が進んだAYCに加え、新たに電子制御可変多板クラッチ機構のACD(アクティブ・センターデフ)を採用。AYCと協調制御させ、まさにオン・ザ・レール感覚のコーナリング性能を実現した。

また、ランエボ史上初となるAT車の「GT-A」が設定されたのもエボVIIからだった。

平成15年(2003年)にはエボVIIIが登場。ランエボ初の6速MTを採用し、量産4輪車としては初となるカーボン繊維強化樹脂を用いたリアスポイラーが装備された。

エンジンはピストンに高強度アルミ材を、コンロッドには高強度の鍛造鋼を使うことで耐久性を上げ、過給圧も高められた。

その結果、ランエボとしては初めて最大トルクが40.0kgmに達した。また、AYCはコーナリング時のトレース性能を高めたスーパーAYCに進化している。

第3世代最後のモデルが2006年に登場したエボIXだ。エンジンは吸気側にMIVECを採用し、最大トルクは40.8~41.5kgmに到達。当時のプラットフォームではこれが限界と言われた。

ランサーエボリューションVII GSR(2001年)主要諸元

・全長×全幅×全高:4455×1770×1450mm ・ホイールベース:2625mm ・車両重量:1400kg ・エンジン型式/種類:4G63型/直4 DOHCターボ ・排気量:1997cc ・最高出力:280ps/6500rpm ・最大トルク:39.0kgm/3500rpm ・トランスミッション:5速MT ・タイヤサイズ:235/45ZR17 ・車両価格:299万8000円

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最終更新:5/13(月) 6:50
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