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ロイヤルベビーが8代にわたって着用した、洗礼服の秘密。

5/13(月) 16:07配信

フィガロジャポン

ウェディングドレスに着想を得た洗礼服。

5月6日、ハリー王子とメーガン妃の間に男の子が誕生した。この機会に、英国王室のベビーたちが継承してきた長い伝統についての話題をお届けしよう。実はウィリアム王子の次男ルイ王子も、姉のシャーロットも、兄のジョージも、もっと前にはハリー王子もウィリアム王子も、洗礼式の時には代々同じ衣装に身を包んできたのだ。英国王室に伝わる洗礼式用ドレスの歴史はヴィクトリア女王(1819-1901年)の時代にさかのぼる。生まれたばかりのロイヤルベビーも、この衣装を受け継ぐに違いない。

歴代ロイヤルベビーの洗礼服姿はこちら。

最後にこのドレスが着用されたのは去る3月18日。チェリントンの聖ニコラス教会の親密な雰囲気の中、ザラ・フィリップス(アン王女の第二子でエリザベス女王の孫)と夫マイク・ティンダル夫妻の第二子であり、当時ロイヤルファミリーの最年少ベビーだったレイナ・ティンダルの洗礼式が執り行われた。いとこのシャーロット王女、ルイ王子、ジョージ王子ほどはメディアから注目されない王室の末っ子だが、彼女の身を包んだ洗礼服は、いとこたちが着たのと同じドレス。この時も、しっかり伝統は継承されていた。

刺繍の施された丈の長い白い洗礼式用ドレスは、彼女の代父ハリー王子も30数年前に着用したもの。ロイヤルファミリーにおいては、マナーは誰もが守らなければならないが、新生児も例外ではない。洗礼式の際、新生児はヴィクトリア女王の時代から伝わる衣装を着用することになっている。ただし正確に言うと、現在使用されているものはレプリカということだが。

1840年2月10日にアルバート公子と結婚したヴィクトリア女王が、挙式後に注文したオリジナルの洗礼用ドレスは、炭鉱夫の娘から女王御用達の裁縫師となったジャネット・サザーランドが制作を手がけた。女王の指示は、自分のウェディングドレスになるべく近いデザインを、というもの。ドレスが初めて披露されたのは、1841年、娘ヴィクトリアの洗礼式の時だ。

スピタルフィールズの絹とホニトン・レース(ボビンレース)が使われた、貴重で繊細な衣装だけに、保存方法も厳格に決められている。儀式終了後、ドレスは雨水で手洗いされ、日光の入らない暗室で保管される。

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最終更新:5/13(月) 16:07
フィガロジャポン

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