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子どもに「規則正しい生活」は必要ない 息子3人を「スタンフォード大学」に合格させたアグネス・チャンが考える教育法

5/13(月) 6:30配信

Book Bang

 幼児期の子育てや勉強の方法、そして学校への進学についての悩みは尽きない。なるべくよい教育を受けさせて、自立した大人に育ってほしいと願うが、思い通りにいかないのが現実だ。そんななか注目を集めるのが3人の息子をスタンフォード大学に送り出したアグネス・チャンだ。

 歌手、そしてエッセイストとして活躍する傍ら、自らもスタンフォード大学にて教育学を学び、教育学博士号を取得するアグネスさんの子育ては、「ドリルをやる必要はない」「入試対策は3ヶ月でいい」など、日本人の子育ての常識を打ち破るものが多い。

 その教育方法とはどういったものなのだろうか? 都内で行われたイベントの発言を中心に書籍『未知に勝つ子育て』を一部抜粋、再構成して、アグネスさんの考え方の一端を解説する。

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「規則正しい生活」は必要ない

「これからの教育に王道はないんですよ。他人のものさし、固定概念に縛られていてはダメ。教育の主導権を親が持って、勝負師になる勇気を持たなくてはならないんです」

 そう語ったアグネスさんは、人間の価値はその子の個性にあるのに、日本の学校や社会では「何をさせてもそれなりにそつなくこなせる人間」が求められていることを指摘する。

 例えば、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツは、LinkedIn創業者のレイド・ホフマンから、「若い頃の自分に、どんな人材を採用するべきだとアドバイスするか?」という質問に、「ゼネラリスト(広い範囲の知識や能力を持つ人)よりも、スペシャリスト(特定分野の専門家)を採用するべきだった」と答えている。

 この答えには、先生から教わったことをテストに書ける子が強い時代ではなくなった事を表しており、おのずと“偏差値の高い学校に入って、大手企業に入れば生涯安泰”というこれまでのライフプランはすでに通用しなくなっていることを示唆している。

 このことを踏まえて、アグネスさんは日本の学校現場で今も重要視されている「規則正しい生活」は必要ない、と言う。むしろ今の親が考えるべきは、単調ではない毎日を過ごさせること。刺激的な毎日こそが脳のシナプスを増やし、これからの未来を楽しめる子どもに育てるのだという。

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最終更新:5/13(月) 12:57
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